3スケール展開

Herpa（ヘルパ）、Schuco（シュコー）、Norev（ノレブ）、いずれも劣らぬ欧州ミニカーブランドが、Sクラスのミニカーをつくった。

まず、もっとも大きな1:18サイズは、「S 500」のロングホイールベースバージョンをフランス Norevがミニカー化したもの。

全長約29cmのモデルは145以上のパーツからなり、パノラミック スライディング サンルーフ、LED インテリジェント ライトシステム、マルチスポーク軽量合金ホイールを再現。ドア、ボンネット、トランクは開閉式だ。

インテリアも、ファーストクラスを謳うリアシートのしつらえが精密につくりこまれている。ボディカラーはブルー、シルバー、ホワイトの3色となり、価格は79.90ユーロ（約1万円）。取り扱い用のグローブが付属するという。

1:43スケールは、ドイツ Schucoによるもの。こちらも「S 500」のロングホイールベース版をモデルとしており、55個以上のパーツを手で組み上げた全長は、約12cmになる。やはりパノラミック スライディング サンルーフ、LED インテリジェント ライトシステム、マルチスポーク軽量合金ホイール、ファーストクラス リアシートを再現。シルバー、ホワイト、ブラックの3色をラインナップし、台座とケースが付属して、価格は29.90ユーロ（約3,900円）だ。

最後はドイツ Herpaによる1:87スケール。全長約5.8cmというサイズながら、26以上のパーツからなり、インテリアまで精密に再現。ブルー、ホワイト、ブラックの3色のボディカラーを用意し、こちらにも台座つきのケースが付属するという。価格は15.90ユーロ（約2,000円）だ。

メルセデス・ベンツが「Sクラスは小さくてもやはり抜きん出ている」と誇るこのSクラスのミニカー。欧州メルセデス・ベンツディーラー、メルセデス ミュージアム、オンラインショップでの取り扱いとなる。