ドゥカティならではのファイタースタイルによる興奮と感動は、さらに高みへ

2008年11月のミラノショーで鮮烈なデビューを飾り、「The Most Beautiful Bike in the world（世界でもっとも美しいバイク）」アワードを受賞した、ドゥカティのエクストリームネイキッドバイク、ストリートファイターがストリートファイター848へと進化した。

まず注目したいのは搭載されるエンジンだ。ムルティストラーダとディアベルに搭載され、すでに高い評価を得ている、テスタ（＝頭）ストレッタ（＝狭い）11˚エンジン、つまり、シリンダーヘッドを小型化し、インテークバルブとエキゾーストバルブがオーバーラップする角度を11˚としたエンジンである。このエンジンの特徴は、扱いやすく、低燃費を実現していることだ。それでいて848ccの排気量から97kWの最高出力と93.5Nmの最大トルクを発揮する。

もちろん、バルブの開閉はバルブスプリングをもちいないドゥカティならではのデスモドロミックを採用。ストリートファイターという名にふさわしいパフォーマンスを発揮するという。また、改良のメスが入れられたシャシーエルゴノミクス、サーキットからフィードバックされた8つの感度レベルをもつドゥカティ・トラクションコントロール（DTC）が、快適性と高いレベルのライディングを実現する。ジオメトリーの向上により理想的な俊敏性と圧倒的なライディングフィールを実現したフレームをたくみに組み合わせ、純粋なライディングプレジャーを提供するという。

このニュー ストリートファイター848の乾燥重量はわずか169kg。カラーバリエーションは、ドゥカティ伝統のレッド（フレームカラーもレッド）のほか、イエローとダークステルスも用意され、ストリートファイターのアグレッシブなイメージを強調する。なお、イエローまたはダークステルスを選択した場合、フレームカラーはレーシングブラックとなる。日本への導入時期、価格などは後日発表の予定。

※エンジン諸元値データはイタリア本国仕様

ドゥカティ ジャパン
Tel. 03-3794-5001
www.ducati.co.jp