アウディ A5クーペ × 小泉里子|生活に潤いを与えてくれるクルマ
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2015年3月5日

アウディ A5クーペ × 小泉里子|生活に潤いを与えてくれるクルマ

アウディ A5クーペ × 小泉里子
生活に潤いを与えてくれるクルマ

既成概念にとらわれることなく、つねに新しい時代を切りひらいてきたカーブランド「アウディ」。彼らの思想が結晶化したそれぞれのモデルは、それゆえ、ひとびとを魅了して止まない。それは、同様の価値観のもとに、時代を創造しているクリエイターの姿とシンクロする。そんな両者をフィーチャーする新連載。その第3回は、モデルから女優へと表現領域を広げる小泉里子さん。自らステアリングを握るクルマ好きでもある。

文=小川フミオ写真=吉澤健太スタイリング=金子 綾ヘア & メイクアップ=平本敬一

スポーティさとエレガンスを上手に融合

欧米ではオトナの乗り物として人気の高いのが2ドアクーペ。日本では自動車経験が豊かなひとだけがそのよさを知っているようなところもあるが、美しいスタイルをもち、走らせる楽しさがあるクーペに目を向けない手はない。

とくにいま乗るなら、アウディA5クーペに注目だ。先頃ドイツ本国でも「ドイツデザイン界のオスカー」とも言われるドイツ連邦デザイン賞を受賞した。そこで美が生活を楽しくしてくれるという観点からモデルとして活躍中の小泉里子さんにご登場いただき、「美しさ」を軸にアウディの魅力を語っていただいた。小泉里子さん、大変なクルマ好きでもある。

「アウディと撮影って言ったら、友人にアウディはいいぞーって言われました」と笑顔で登場した小泉里子さん。雑誌のグラビアや広告で見ていたその姿には存在感がある。今回の服装はきれいなカジュアル。「クルマが大好きで18歳になってすぐ運転免許を取得したぐらいです」と言い、オープンスポーツカーにもSUVにも乗ってきた。それだけに、アウディA5クーペのハンドルを握るときはこんなちょっとスポーティな装いで、という一種の気合いが見てとれるような格好といえる。

「A5クーペはひと目見てカッコいいなと思いました。スタイリングはエレガントなんですが、スポーティな感じもありますね。その両方がうまく取り込んであるのがアウディのよさでしょうか。アウディがいいって言うひとが増えているの、なるほどなーと思います」

デザインにおけるアイコンの領域へ

アウディA5クーペは全長4,625mmと余裕あるサイズをもった威風堂々たるボディで、A5 2.0 TFSIクワトロは直列4気筒DOHCにインタークーラー付きターボを、A5 3.2 FSI クワトロはV型6気筒DOHCを搭載している。どちらもクワトロと呼称されるフルタイム4WDシステムが組み合わされている。走破性の高さと、ハイスピードクルージング、そしてハンドリングのよさで、機能と快適性とドライビングプレジャー、すべてを高いレベルで実現しているアウディならではの製品だ。

かつアウディA5クーペにはもうひとつ、「美」という特徴が。さきごろドイツデザイン協議会から、すぐれたプロダクトとして「2010年度ドイツ連邦デザイン賞」を贈られた。そのことからもデザインレベルの高さがわかる。

ドイツにおけるすべてのデザイン賞のなかでもっとも権威あると言われる賞を受賞したことについて、「アウディA5クーペは私がデザインしたもっとも美しいクルマであり、デザインにおけるアイコンの領域へと達しようとしています」とアウディをふくめたフォルクスワーゲングループのデザイン統括責任者、ヴァルター デ シルバは語っている。「ドイツデザイン界のオスカー」と呼ぶほどデザイナーとその製品にとって栄誉ある賞だそうだ。

緊張感のなかに官能的な要素を併せもったデザイン

「A5クーペのもうひとつの魅力はインテリアですね」。みずからハンドルを握って、海へ行ったり、趣味のゴルフのために足を伸ばすという小泉里子さんは、撮影中アウディ A5クーペに乗ったり降りたりしながら、室内空間の居心地のよさに注目した。

「私はひとのクルマに乗せてもらうより自分で運転することのほうが多いんです。なのでクルマを見るときはいつも、自分で乗って出かけることを想像します。A5クーペのインテリアはラグジュリアスな雰囲気があるし、乗っているひとを守ってくれるかんじもいいと思います。A5クーペだったら、都内で買い物に行くときに乗っていきたいですね。雰囲気があるし、ひとから見られてもカッコいいと思うんです」

見る、という観点で自動車の美を語ることは多いが、「見られる魅力」に注目したのが、第一線で活躍するモデルである小泉里子さんならでは発想。アウディA5クーペは複雑でゆたかな曲面と、要所要所をきりっと引き締めるべくエッジを立てたラインで、緊張感のなかに官能的な要素を併せもったデザインを特徴とする。

かつ、インテリアは理知的な造型をベースにしながら、クロームのアクセントづかいや、シートの立体的な造型が視覚的な魅力を増している。なので、見られることを意識して選ぶというのも、ことアウディA5クーペにかんするかぎり、大いにありだ。

乗るひとを引き立てる柔らかい性能

FSI燃料直噴技術、前輪40対後輪60の発進時の駆動力配分をもつフルタイム4WDシステム「クワトロ」、3.2リッターV6エンジンに吸気側バルブのリフト量を負荷に応じて2段階に切り替える「アウディバルブリフトシステム」、2リッターエンジンに組み合わされた、マニュアルより好燃費でかつオートマチックの快適性を備えたSトロニックトランスミッション、さらにブレーキング時などに生じたエネルギーを回収する回生システムなど、メカニズムの面でクルマ好きの興味を惹く要素も多いが、同時に乗るひとを引き立てる「やわらかい」性能ももっている。
美は生活に潤いを与えてくれる。小泉里子さんしかり、アウディA5クーペしかり、である。

KOIZUMI Satoko|小泉里子

1981年生まれ。神奈川県出身。ファッション誌『CanCam』専属モデ
ルを経て、2004年から2007年まで『Oggi』の表紙キャラクターを務める。現在は『Domani』などにレギュラー出演中。また、多数のTVや広告にも出演。着こなすファッションはもちろん、ナチュラルでポジティブな生き方が同世代の女性の熱い支持を得ている。趣味は海外旅行とテーブルコーディネート。

ファーブルゾン 30万4500円(BODY DRESSING Deluxe Tel. 03-5467-0411)、カットソー 9450円(velvet/カイタックインターナショナル Tel. 03-5722-3684)、デニム 2万4150円(JOE'S/カイタックインターナショナル Tel. 03-5722-3684)、靴 3万1500円(ダンナ/トレトレ青山店 Tel. 03-5468-2262)

Audi A5 Coupe|アウディ A5 クーペ

躍動感とエレガンスさを併せ持つ高級クーペ。全長4,625mmの大ぶりの2ドアボディに、4人の大人が余裕をもって座れる座席と455リットルもの大容量トランクを備える。ラインナップは、2リッター4気筒インタークーラー付きターボエンジンにツインクラッチシステムである7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせた「A5 2.0 TFSI クワトロ」(582万円)と、3.2リッターV型6気筒に6速ティプトロニックの「A5 3.2 FSI クワトロ」(708万円)からなる。クワトロ・フルタイム4WDシステムは最新世代で、通常のトルク配分がフロント40%、リア60%となり、スポーティなハンドリングを目指している。

アウディ コミュニケーションセンター  0120-598106
http://www.audi.co.jp

           
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