Audi S5 Sportback|スポーティかつラグジュアリー
Car
2015年3月5日

Audi S5 Sportback|スポーティかつラグジュアリー

Audi S5 Sportback|アウディ S5 スポーツバック

スポーティかつラグジュアリー

アウディはA5スポーツバックの高性能バージョンとなる「S5スポーツバック」の概要を発表した。

文=ジラフ

0-100km/h加速5.4秒、最高速250km/h

アウディ S5は、今年7月に発表されたA5スポーツバックをベースとしたモデルで、エンジンは「S4」などと共通の直噴3.0リッターV6スーパーチャージャーが搭載される。
このエンジンは最高出力333ps、最大トルク44.9kgmを発生、7速デュアルクラッチの「Sトロニック」とフルタイム4WD「クワトロ」を組み合わせることで、0-100km/h加速5.4秒、最高速250km/h(リミッター作動)というパフォーマンスを発揮する。

Audi S5 Sportback/Standaufnahme
Audi S5 Sportback/Innenraum

フランクフルトショーで正式デビュー

またコーナリング性能を高める「アウディスポーツディファレンシャル」、コンフォート/オート/ダイナミックの3モードでエンジンやシフトの特性を変更できる「アウディドライブセレクト」などの最新技術も搭載され、より高い次元での走りを可能としている。

インテリアもシルクナッパレザーのスポーツシートや、アルミパネルを採用することで、スポーティでありながらラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。

このS5スポーツバックは、フランクフルトモーターショーで正式発表。ヨーロッパでは2010年春から販売が開始される予定。価格は5万7900ユーロ(約782万円)とアナウンスされる。

BRAND HISTORY
Audi(アウディ)のエンブレムは“フォーリングス”。その輪ひとつひとつが自動車メーカーのアウディ、DKW(デーカーヴェー)、ホルヒ、ヴァンダラーを表しているのはご存じだろう。いずれもザクセン州に本拠を置き、20世紀のはじめ、ドイツの自動車産業を牽引したブランドである。しかし、第一次世界大戦後に起きた世界恐慌の煽りをくらった4社は、生き残りをかけて、1932年にアウトウニオンを結成。DKWがモーターサイクルと小型車、ヴァンダラーが中型車、アウディが高級中型車、そして、ホルヒがラグジュアリーカーに特化する戦略をとることになった。

しかし、第二次世界大戦の敗戦により旧東ドイツのザクセンはロシアの占領下となり、アウトウニオンは消滅。これを見越して、旧西ドイツのバイエルン州インゴルシュタットに新生アウトウニオンが設立される。BMWやメルセデス・ベンツとちがい、工場のない状況からの苦しいスタートをしいられたアウトウニオンであったが、DKWデリバリーバンなどの生産により徐々に体力をつけていった。

1964年末にフォルクスワーゲン傘下に収まったアウトウニオンは、ほどなくしてアウディの名を冠した新型車を世に送り出す。そして1969年には、ネッカースウルムに本拠を置くNSU(“ヴァンケルエンジン”の開発で知られる)を合併し、アウディNSUアウトウニオンとなり、1985年からはアウディとして現在にいたる。クワトロをはじめとするテクノロジーと、モータースポーツ活動に裏付けられたダイナミック性能、エレガントなデザイン、そして、質感の高い仕上がりが、アウディの人気を牽引している。

           
Photo Gallery