LEXUS
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2015年3月9日

LEXUS

1989年、トヨタはレクサスというブランドを、アメリカ市場において立ち上げた。それまで不可能とおもわれていた日本車の高級車市場への参入。それをトヨタは高い技術力と優れた品質、そして極上の顧客サービスによって可能とし、フラッグシップモデル 「LS400」(日本名セルシオ)をもってドイツやアメリカの高級サルーンとはまたちがう、あたらしい価値観を提供した。

ラインナップの拡充とともにレクサスブランドの評価は高まり、高級車ブランドとしてのポジションをアメリカにおいて確立。2004年には、強豪ひしめくヨーロッパへの進出を果たした。そして、2005年8月、日本でも事業展開を開始。日本では、当初、「GS」(トヨタブランドのアリストの後継車)、「SC」(同ソアラ)、「IS」(同アルテッツァの後継車)と、フラッグシップの「LS」を欠くラインナップだったが、2006年9月に、ついに「LS」を、2007年5月にはそのハイブリッド版「LS600h/LS600hL」を投入した。

2010年末にはスーパースポーツ「LFA」を発売。ほかにも、SUVモデル「RX」、コンパクトハッチバック「CT」、スポーツセダン「IS」など、現在は豊富なラインナップを誇る。

また、2012年以降は、ニューヨークオートショーで発表した「LF-Gh」の、スピンドルグリルと呼ばれる特徴的なフロントマスクを、フルモデルチェンジを果たした「GS」を皮切りにブランドアイデンティティとして採用しており、同年10月に、ビッグマイナーチェンジを果たした「LS」もスピンドルグリルを獲得したことで、レクサスブランドはより存在感を強め、同ブランドがセカンドステージと呼ぶ、あらたな段階へと本格的に移行している。

           
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