CHANEL|新広告キャンペーンにマリリン・モンローを起用
BEAUTY / NEWS
2015年4月3日

CHANEL|新広告キャンペーンにマリリン・モンローを起用

20世紀を代表するアイコンがついに登場

新広告キャンペーンはマリリン・モンロー

今年5月にはパリで大規模な展覧会「N°5 CULTURE CHANEL」も開催され、あらためてその魅力に注目が集まる「シャネル N°5」の新広告キャンペーンが、11月21日公式ホームページでの解禁を皮切りに新聞、テレビでの展開がスタートする。

Text by FUJITA Mayu(OPENERS)

“あの一言”にまつわる物語

ブラッド・ピットやニコール・キッドマンをはじめとする、大物俳優や、名監督を起用するなど、毎回話題を呼ぶシャネル「N°5」の広告キャンペーン。今回あらたに起用されたのは、なんと20世紀もっともセクシーと称された女優、マリリン・モンローだ。

「眠るときにはシャネル N°5を数滴」。飾らない彼女の、少々センセーショナルな告白は1952年8月7日の『LIFE』誌のモノクロの記事として、彼女の初の表紙とともに掲載された。20世紀、もっともセクシーと言われた女性、マリリン・モンロー。当時、あらたなセンシュアリティのアイコンとなり、女性らしさの象徴であった彼女。「N°5」を纏ったとき、マドモアゼル シャネルが「N°5」を世に送り出した1921年に語った、「私は、女性の香りがする女性のための香りを作りたい」という考えを知っていたのだろうか。

CHANEL|シャネル N°5 マリリン・モンロー 02

Photo Ed Feingersh © Michael Ochs Archives / Getty Images

CHANEL|シャネル N°5 マリリン・モンロー 03

©Bob Beerman

いまや伝説となったこの告白について、シャネル社は彼女本人が期せずして発言する未発表の録音を発見。その音源は1960年当時の『マリ・クレール』誌編集長、Georges Belmont(ジョルジュ ベルモン)が、ジョージ・キューカー監督『恋をしましょう』の主演女優へインタビューしたものだ。

「記者たちにいろいろ聞かれたんです。たとえば、“ベッドでは何を着ていますか? パジャマ? ナイドガウン?” だから私はシャネル N°5と答えました。だって、本当のことだから……それに“ヌード”とは言いたくなかった。でも真実なんです!」

明るく無邪気で自由な彼女の発言は、世界の人々の中に息づいている。感情と誘惑を高め、心を震わす告白。彼女のこの告白、そしてN°5のボトルを持って心地よさそうに香りを纏う彼女を撮ったEd Feingersh(エド フィンガーシュ)の写真によって、シャネル N°5はタイムレスな女性の香りとして確立されるのだ。

そんなマリリンとN°5の物語をモチーフにしたキャンペーンムービーが11月22日より公式ホームページにて公開。29日からは新聞、テレビとさまざまなメディアで展開される。今年5月にパリで開催された展覧会「N°5 CULTURE CHANEL」でも注目された、永遠の香り「N°5」の歴史や数々の逸話に触れるとともに、あらためてその魅力について知る機会となりそうだ。

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