挑発すると同時に、不思議な魅力に溢れたショートムービー

1987年にオーストラリア メルボルンで創業して以来、優れたスキンケアアイテムの創造を追求しつづけてきたボタニカルスキンケアブランド「イソップ」は、2012年9月6日（木）にウェブサイトを大幅にリニューアル。それにともない、アムステルダムを拠点に活躍する、人体を素材としたデザインを手がける“ボディ・アーキテクト”アーティスト、ルーシー・マクレーとコラボレーションした初のショートムービー『モルフェ』を制作した。

マクレーは身体がもつ魅力に惹かれ、「ボディ・アーキテクト(肉体の構築)」というあらたな表現を切り開き、長年にわたりテクノロジーと人体の関係をテーマに独創的でクリエイティビティの高い作品の数々を生み出している。

独自の美学で味付けされたマクレーの挑発的な作風に共感し、イソップは3分半のショートムービーの制作を依頼。撮影はアムステルダムにある古い教会でおこなわれ、サイエンスとビューティのあらたな融合のかたちを遊び心たっぷりに表現したショートムービーが完成した。

植物由来成分と研究を重ねた成果である非植物由来成分とを使用し、高品質な製品を作り出しているイソップとおなじく、科学と自然の絶妙な融合を表現した『モルフェ』の設定は、イソップの研究室をイメージした空間。研究熱心な科学者が各種のジェルやリキッド、そして奇妙な機械を使い、眠っている美女に秘密の美容術をほどこす。

それはまるで映画『フランケンシュタイン』やチャールズ・ペローの『眠れる森の美女』を思わせる。だが、ルーシー・マクレーいわく、着想は19世紀の科学者であり哲学者であったヘルマン・フォン・ヘルムホルツと、“すべての物事は皮膚のうえで起こっていること”という彼の人間の知覚にかんする画期的な研究から得たものであると言う。

「私が提案したかったのは、単なるスキンケアを超越した、世界の内側への旅です。人間の身体が知覚する風景より、もっとずっと遠く、深い認識領域を呼び覚ます旅とも言えるでしょう。この世界で、皮膚や髪はあらたな超感覚美容術を受ける幸運に恵まれ、女性にとって重要な役割を果たしているのです。」と今回のショートムービーにかんして上記のようにルーシー・マクレーはコメントしている。

日々の研究で開発された、たしかな科学から生み出される最高品質のイソップ製品を、ルーシー・マクレーらしいボディ・アーキテクトで表現したショートムービーは一見の価値あり。

イソップ・ジャパン
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