「表面は乾いて見えますが、中はしっとりしています」

仕事柄、いろんな化粧品を試しますが、正直なところ、ホルモード オリーブ研究所の「ホワイトパックEX」には、度肝を抜かれました。かなりユニークです。ドキドキします。結果にうれしくなります。これだけ聞くと、なにそれ???　と期待に胸が膨らみませんか？　はい、いっぱい膨らませてください！　しっかり応えてくれますから。

まず、アイテム的には肌に直接塗るタイプのパックです。これは使い方が重要なので、ここはきちんと押さえておきましょう。

使うのは、夜の洗顔後、化粧水で肌を整えてから。（油分のある美容液や乳液などは、パックの効果が半減するので、使わないほうがベター）。いちばんの特徴は、テクスチャー。スパチュラや指でパックを適量とって、肌に塗っていきます。ちょっと硬めですが、肌にのばすと意外とムラなく、きれいにのびるのにまず感心。厚みは、肌の色が透けない程度に。多少、厚い部分と薄いところがあってもだいじょうぶです！

そして、ここからの気持ちの持ちようがポイント。というのも、ピーンと肌が張る感じは「いいんじゃない〜」となるものの、塗ったそばからこのパックが乾いてきて、かなりナーバスに。20分もすると、見た目に“油彩の油絵の具が乾きすぎて、はがれてきたような状態”。つまり、表面がカピカピに乾いて、ひび割れた状態なのです。でも、基本的な使い方は、塗ったまま寝てしまうのです。通常はお風呂上がりにスキンケアをして、ちょっとストレッチしてからベッドに入る私。パックしたまま寝るときって、なんとなく寝る前に鏡を見るでしょう？　このパックをした夜の私は、鏡に向かって「ギャー〜」と、ほとんど声にならない声を上げたのでした。そう、ひび割れた顔の私。「うそー、これで寝ちゃっていいわけ？」と、かなり逡巡しました。でも、ホルモード オリーブ研究所のPRの方が「表面は乾いて見えますが、中はしっとりしていますから、だいじょうぶ！」と言っていたのを思い出し、なんとか眠りにつきました。

ひび割れた“カラ”の下に、こんなにきれいな肌が隠れていたなんて！

そして、翌朝、鏡を見たら、さらに細かくひび割れていて、もう卒倒寸前！（笑・泣）。ところが、ぬるま湯で洗ったら、そのそばから肌がつるつるしてきて、「うわあ、これすごい」となるのです。洗い流して、タオルで顔をふいて鏡を見た瞬間「やった！」と思いました。まさしく、ゆで卵をむいたみたいに、つるんと白い肌があらわれたのですから。いやあ、本当に驚きます。本当に感激的です。あんなにひび割れた“カラ”の下に、こんなにきれいな肌が隠れていたなんて！

秘密は配合成分にあります。シワ対策のアルジレリンとナノ化コエンザイムQ10、美白に効果のあるビタミンC誘導体、女性ホルモン様の働きがあるイソフラボン、保湿成分ヒアルロン酸などを配合。さらに、肌細胞の再生を促進するといわれるカタツムリエキスを日本初で配合しているとか。そして、ハリ感のある独特のテクスチャーは、シリカの効用。シリカが肌の上で引っぱりあって、シワもなめらかに。たしかに、表面のひび割れは見た目、すごいけれど、ピンと肌が張る感じはうれしいかぎり。

でもでも、このハリ感よりもなによりも勝るのは、ボロボロの肌表面と洗い流したあとのつるつる具合の落差でしょうね。言ってみれば、このパックはいったん奈落の底へ落としておいてからの、復帰劇。感動的なストーリーが生まれるはずです！

ここで土佐弁（出身地）で一言！
「いやあ、どいたが？　表面が乾いてひび割れちゅうやいか。けんど、なに？　洗うてみたら、つるつるになると。ほんで肌も白う見えるいうきに、こりゃ、いっぺん塗って寝てみるかえ」

※カピカピに乾いたパックを洗い流したら、つるつる“むき卵肌”になれるで賞！
★★★★★

＜ナイトパック＞
ホルモード ホワイトパックEX
価格｜7980円
容量｜40g

ホルモード オリーブ研究所は、昭和41年に創業。初代所長の桂川喜代子さんが更年期に、自らの肌・髪の衰えを感じ、当時の皮膚科の権威に相談し、医薬部外品の許可を得た。メイン商品は天然オリーブオイルの中にエストラジオール（女性ホルモン様）配合の美容オイル「オリーブ ゴールド」。日本人にはオリーブオイルもエストラジオールもなじみのない44年前から独自の商品を開発・販売しており、長年にわたる愛用者が多い。

ホルモード オリーブ研究所
0120-774-722
http://www.hormode.com/