shu uemura｜シュウウエムラが描く、新しい時代の“égérie（エジェリー）”

shu uemura｜シュウウエムラ

グラムロックや未来的でポップな、新しいメイクアップの世界
シュウウエムラが描く、新しい時代の“égérie（エジェリー）”

130作品目となるシュウウエムラのモードメイクアップが誕生した。それは、大胆でありながら個性的で上品で、強い意志をもつ女性を描いた、新しい時代の“égérie（エジェリー）＝ミューズ”。光り輝く美のステージの幕を開け、誰のなかにも眠るミューズを解き放つアイテムが、1月15日（金）より限定発売される。

文＝染谷晴美

女性の内側に眠る、危険なまでの魅力を引き出す

いま私たちが生きているのは、“みずからの力が試される、先の見えない時代”だと語る、シュウウエムラインターナショナルアーティスティックディレクター打出角康氏。個性と人格を持つことこそが、人間として価値のあることとされるなかで、彼が提案する新しい時代の女性像は、変化する時代に対応できる女性だ。

「大胆でありながら個性的で上品。とてもユニークでひときわ目立ち、注目の的――。私にとって4作目となるモードメイクアップ“égérie”は、いくつもの試行錯誤の末に生まれた、新たなミューズです。ひとりの女性が誰からも称賛され、愛されるような存在へと変貌していく様子をメイクアップで表現しました」（打出角康氏）

コレクションは目もとをポイントに展開

まず注目は、リキッドとパウダーの2つの質感を揃えるアイシャドーセット「アイシマーデュオ」。

リキッドタイプはメタリックな質感。まぶたにのせた瞬間はやわらかで、するするとのびるのに、時間が経つとしっかりと留まるすぐれものだ。重ねてもヨレることがないから、影の深さを自在にコントロールできるのがうれしい。

パウダータイプは、プレストせずパウダーの粒子を残したことで、ガラスを砕いたようなさらっとした質感を実現。ゆえに、まぶたにのせたあとに散ることもあるが、それも計算のうち。リキッドアイシャドーで光沢感のあるベースをつくったあと、明るいパウダーアイシャドーを重ねると、繊細な輝きとニュアンスがプラスされる。

光り輝く大胆なアイメイクが仕上がったら、ラグジュアリーなロックテイストのアイラッシュを。「フェイクアイラッシュブラックレザー」は、その名のとおり、フェイクレザーのアイラッシュ。まばたきするたびに、ブラックのフェイクレザーとラインストーンが光りを反射して、目もとをワイルドに強調しながらもエレガントさを引き立たせる、まさにégérieな一品だ。

今回のコレクションは目もとがポイント。フェイスカラーやリップは、アイメイクを引き立てる質感とカラーバリエーションで展開される。

ブラッシュカラーとハイライトが揃う「サテンラディアントスティック」は、光沢のある仕上がりで立体的でいきいきとした表情をつくりだし、「ルージュアンリミテッド」はグレイッシュなトーンで肌を美しく見せ、都会的で上品なegerieメイクを完成させる。
そして指先も“エレガントロック”に。「ネイルエナメルサプリメントミネラル」のスパイシー＆クールなネイルカラーが、今という時代のスポットライトのなかで美しく光り輝く。