第22回：美肌の裏ワザ教えます（2）「ローションパック」
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美肌の裏ワザおしえます（2） 水分補給と引き締め効果「ローションパック」
暑かったり寒かったり、お天気が不安定なこの時期は、肌も不安定。とくに、朝晩の寒暖の差が大きい日は肌の水分が急激に減ってしまうため、かさつきが一気に進行します。放っておくと乾燥によるトラブルが発生するので、それを防ぐためには「ローションパック」をして、水分をたっぷり入れてあげるケアが必要です。
構成と文＝染谷晴美Photo by Jamandfix
“スプーンパッティング”をプラスすれば浸透力がアップ
まず、大ぶりのコットンにローションを含ませます。そのさい、中心だけでなく四隅まで“ひたひた”になるように、たっぷり含ませるのがポイント。つぎはそれを肌にのせるのですが、厚いと重みで落ちてしまうので、薄く裂いてよく伸ばし、ペタッと張りつけます。
ローションをたっぷり含ませたコットンを乗せ、スプーンでパタパタ
ここまでは、おそらく誰でも想像がつくローションパックだと思いますが、私のオリジナルはこのあとにもうワンステップあります。それが“スプーンパッティング”（スプーンパッティングについては第13～16回に詳しく書いています）。
具体的には、コットンをつけたままの状態で、氷で冷やしたスプーンを持って、丸いカーブの部分で肌をパタパタとたたく。
すると、冷たさ＆たたくことの刺激によって、コットンに含ませたローションが奥までどんどん入っていきます。
また、冷たい刺激は毛穴を引き締めてくれます。
たっぷりの水分が入ったあとに毛穴がキュッと引き締まれば、うるおいで満ちたお肌になる、というわけです。
ローションパックは朝のケアにオススメです！
「ローションパック」は夜のケアに加えるのもいいけれど、朝に行うのもおすすめです。朝って、忙しいようでじつは、顔を洗ったあと、ゴハンは、洋服は、とウロウロしている時間が結構あるんですよね。だから私は洗顔を終えるとすぐ、ローションをコットンにつけて顔に張りつけるんです。そして、スプーンを持ってパタパタしながら、あれこれと動く。すると、身支度がひと段落したころにはお肌がプリプリ！ キメが整っているからメイクのノリもよく、さらには持ちもいい。一日を気持ちよく過ごせます。
乾燥はくちびるで、水分量は手の甲で知ることができます
手の甲でほお骨のひんやり度をチェック
自分の肌が乾燥しているかどうかは“くちびる”の状態を見ればわかります。カサカサして皮がむけているようであれば、肌はすでに乾燥していると思って間違いありません。
ですから、そろそろリップクリームが必要かなと感じたら、肌につけるクリームもしっとりめにするとか、水分をしっかり入れてあげるといった、保湿重視のケアに切り替えましょう。
また、「乾燥が気になるときは水分補給を」といわれても、もともと持っている肌の水分量は人によって違うため、どのくらい与えればじゅうぶんなのかがわかりにくい。
でもこれも、実は簡単にわかる方法があるのです。
使うのは自分の“手”。
ローションをあたえたあと、手の甲でほお骨のあたりを触ってみてください。
ひんやりしていれば、ほぼ満タンのレベルです。
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