フェンディ、「バッグ バグズ」をあしらったアームチェアをミラノサローネにて発表|FENDI
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特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2015
フェンディ、「バッグ バグズ」をあしらったアームチェアを発表
フェンディは2015年ミラノサローネ国際家具見本市にて、フェルナンド&ウンベルト・カンパーナ兄弟とコラボレーションした作品を発表。ブランドを象徴するアイコニックなファーチャーム、「バッグ バグズ」を創造的に組み立てた、ユニークな一点もののアームチェアが誕生した。
Text by KUROMIYA Yuzu
世界でひとつ、アイロニックかつラグジュアリーなアイテム
カンパーナ兄弟は、兄フェルナンドと弟ウンベルトによるブラジル・サンパウロ出身のデザイナーデュオ。シュールな美意識とブラジル人らしいセンスを生かした作品で、数々の賞を受賞。フェンディとのかかわりあいも深く、2013年にはキダーシャ(毛足の長いヤギ)ファーを用いた奇抜な一点もののキャビネットをコラボレーションで製作している。
今回披露されたのは、カンパーナ兄弟の先進的なクリエイティビティと、フェンディの「バッグ バグズ」がもつ楽しく皮肉めいた世界観が出会い誕生した「アームチェア・オブ・サウザンド・アイズ」。フェンディの職人たちがこのチェアのために、さまざまな大きさや色、表情の100点を超える「バッグ バグズ」を特別に制作。カンパーナ兄弟の作品のなかでも高い評価を得た椅子のひとつ「バンケット・チェア」をベースに、鮮やかに着色したヤギやモンゴリアンラム、ムートン、ラビットファーなどの「バッグ バグズ」を手仕事で縫い付けるという遊び心あふれるデザインが特徴だ。
ウンベルト・カンパーナは、「バッグ バグズ、つまり、フェンディのあの小さなモンスターチャームをはじめて目にしたとき、キャッチーな椅子を作るのにぴったりだと思いました」とコメント。クリエイティブ・ディレクター シルヴィア・フェンディも「カンパーナ兄弟と私たちには創造性を追求する情熱と、ブラジルへの愛という共通点があります。それは、バッグ バグズのインスピレーション源にもなりました。とても気に入ったとしか言いようがないわ!」と語っている。
また、フェンディ カーサは2015年ミラノサローネ国際家具見本市にて、多数の新作コレクションを発表。デザインとラグジュアリーを結びつけたソファ、テーブルなど、現代のライフスタイルにフィットした洗練アイテムが勢揃いした。
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