モデル 道端ジェシカインタビュー「美人のはじめ方」中編
BEAUTY / THE EXPERTS
2015年5月1日

モデル 道端ジェシカインタビュー「美人のはじめ方」中編

趣味は自分磨き!? 健康美肌の鍵は“楽しむ”スキンケア

モデル 道端ジェシカにみる「美人のはじめ方」中編〈1〉

モデルとして数々の雑誌のカバーを飾り、広告やテレビ、昨年は映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で自身初となる演技にも挑戦するなど、年々キャリアの幅を広げる道端ジェシカさん。この春からはナチュラルコスメブランドMiMCのミューズも務め、化粧水をコラボレーションした。さて、彼女のライフスタイルから美人のヒントを読み解く全3回のインタビュー。中編では「自分磨きが趣味」と話す彼女の美容法について聞いてみよう。

「美人のはじめ方」前編はこちら

Photographs by JAMANDFIXHair & Make-up by MICHIRU(3rd)Styling by KOHASHI RyokoInterview and Text by FUJITA MayuEdited by OPENERS

好きな香りに満たされる幸福感、ジェシカ流・美肌メソッド

5月27日(水)、MiMCのスキンケアシリーズから、MiMCと道端ジェシカさんコラボレーションによる夜用化粧水「ビューティービオファイター ハピネス」が発売される。うるおいやテクスチャーはもちろん、とくにジェシカさんがこだわったのは香りだという。

「私にとって、香りはすごく大事な要素。とくに化粧水はどんなに効果があるといわれても、香りが気に入らなかったら使わないですね。クリームは、エッセンシャルオイルを混ぜてごまかせますが、化粧水はそれもできませんし。その点、『ビューティービオファイター ハピネス』の香りは、きっと皆さんにも感動してもらえると自信を持って言えます。」

パッションフルーツ、ダスクマバラ、ゼラニウム、フランキンセンス、そしてストレス緩和や鎮静などバランス調整効果のあるフラゴニア。ナイトケア化粧水「ビューティービオファイター ハピネス」は、ジェシカさん渾身の香りのレシピが肌のうえでぱっと弾ける瞬間、微小のカプセルに包まれた植物オイルもプチンと弾け、美容成分をフレッシュな状態で肌に届けてくれるという仕組み。それにしても、なぜ香りが重要なのだろう?

モデル 道端ジェシカインタビュー「美人のはじめ方」中編

「運動もそうだけど、私は自分磨きが大好きだから、たっぷり手間をかける夜のスキンケアタイムは至福の時間。好きな香りに満たされて癒される、1日の楽しみのひとつです。化粧水を肌にのせた瞬間フワッと広がる香りに気持ちが高揚する、それってすごく大事なこと。製品自体の成分や効果も大切だけど、スキンケアしながら幸せな気持ちになれるって、プラシーボ効果が高いと思います」

プラシーボ効果を簡単にいうと、たとえばただのビタミン剤を「薬だ」と思い込んで飲み続けたら本当に病が改善した、という「病は気から」の逆をいく効果のこと。ポジティブな思考は現実を変える力があるとされる。「自分磨きが趣味みたいなもの(笑)」と語るジェシカさん。実際にはどんなケアをしているのだろう。

「お風呂や寝ている間にパックをする場合もあるから一概には言えないけれど、だいたい夜のスキンケアタイムは20分くらい。スキンケアではとくに保湿を意識しています。私自身が乾燥肌というのもあるけれど、乾燥はいろんなトラブルの原因になりますからね。
洗顔後はブースターで肌を整えてから化粧水を浸透させて……このひと手間だけでも続けるうちに肌は変わりますよ。

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なにをしても乾燥する人はスクラブとかで硬くなった肌をリセットしてみるといいかもしれません。私はスクラブ大好きで、顔もボディも週に3、4回はスクラブでやさしくケア。古い角質をオフすることで潤いが浸透しやすい状態になりますよ」

page1 香りによるプラシーボ効果で肌力を高める!?
page2 健康的なジェシカ肌の秘訣はオイル美容にあり!

趣味は自分磨き!? 健康美肌の鍵は“楽しむ”スキンケア

モデル 道端ジェシカにみる「美人のはじめ方」中編〈2〉

工夫と発見、毎日のスキンケアは楽しんだ者勝ち!

ちなみに洗顔はクレンジングブラシ「クラリソニック」でさっぱり洗い上げるのだとか。あれこれプラスする前に、浸透しやすいクリアな肌状態にリセットすることが鍵といえそうだ。

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「化粧水のあとはオイルをたっぷり。いろんなものを使うけど、MiMCのオーガニックオメガチャージも私の定番のひとつ。朝、乾燥が気になる時はクリームに混ぜて使うことも。オイルって、ただ潤うだけじゃなく肌質自体が変わる気がする。ナイトクリームで仕上げたら、最後はMiMCのシルク100%の保湿パウダーで潤いに蓋をして、おやすみなさい。肌表面をサラッときれいにみせてくれるから、ちょっとした寝化粧にもなるし、日中はお粉としても。飛行機に乗る時もメイクはせずにいつもこれだけ。本当お気に入り」

普段のトレーニングもそうだが、マラソンやトライアスロンなど、炎天下での過酷な競技は肌や髪にとっても過酷。紫外線対策やボディケアはどうしているのだろう?

「大会の時は日焼けは気にしません。日焼け止めを塗り直してたらタイムが伸びないですから(笑)。ただ、普段のトレーニングのときは塗り直しが簡単なものや、肌にやさしいものを選んでいます。ヘアケアについては最近いい方法を見つけたんです。前は大会のあと髪がほどけないくらいギシギシになることもあったけれど、最近は髪にココナッツオイルをたっぷりつけてから三つ編みに。すると時間をかけて浸透していくのか、シャワーを浴びる頃にはトリートメントがいらないくらい髪がツヤツヤ! これは発見でした」

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大会のときは日焼けは仕方ないと潔く割り切り、代わりに日々のボディケアはしっかりと。ここでもやはりオイルは欠かせないという。

「ボディケアでもオイルは欠かせません。クリームも好きだけど、それだけですませることはほぼないですね。クリームとオイル別々だったり、混ぜて使ったり。急いでいる時は濡れたままの肌や髪にココナッツオイルを塗るだけですませることもあります。でも基本は顔と同じように化粧水を塗ってからオイルやクリームを。パーツによってコスメやオイルを使い分けて部分ごとにケアするのが好きだから、時間がかかってしまいますが(笑)。もちろん髪には髪用のオイルも忘れずにしみ込ませます」

好きな香りを揃えたり、ハチミツやヨーグルトを使ってパックを自作してみたりと、積極的にスキンケアを楽しむジェシカさん。肌がきれいだとメイクも楽しくなるもの。プライベートではどんなメイクが多いのだろう。

モデル 道端ジェシカインタビュー「美人のはじめ方」中編

「リップとチークでパッと明るく、血色を良く仕上げるのが好きです。メイクってどこにポイントを置くか人それぞれですが、私の場合はリップ。日中にアイメイクをすることはほぼありません。ポーチにマスカラが入ってない代わりに、リップはいつも何種類も持ち歩いています。昼はピンク系、夕方は赤みをさして、夜はグロスでツヤを……と、気分やシーンに合わせて楽しみたいから。ベースメイクもナチュラルな質感が好きですね」

「自分磨きが趣味」という言葉は本物で、美容法やスキンケアアイテムについての話題は尽きず、目を輝かせて話す彼女。どうやらこの“好き”や“楽しい”の気持ちが彼女のいうプラシーボ効果的な作用を生み、あの健康的な美肌をつくっているよう。そういえばエクササイズについて聞いた時も心理的な作用について話していた。次回はジェシカさんのマインドについて聞いてみたい。

page1 香りによるプラシーボ効果で肌力を高める!?
page2 健康的なジェシカ肌の秘訣はオイル美容にあり!


モデル 道端ジェシカにみる美人の“はじめ方”(1)

MICHIBATA Jessica|道端ジェシカ
1984年10月21日生まれ。雑誌、広告、TVなど、多岐にわたる活動のほか、フルマラソンへの参加やボランティアなどにも積極的にかかわる。著書に『JESSICA’S SECRET:道端ジェシカの秘密、教えます』(講談社刊)や『幸せのある場所 (Happiness Within)』(小学館刊)がある。趣味は映画観賞、ヨガ、写真、語学。

           
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