バリー×ハーマンミラーのシェルチェア

チャリティオークション落札者の方々

チャリティチェアプロジェクトの落札金額の贈呈

チャリティライブの幕開けは、バリー・ジャパン 代表取締役社長酒井壽夫氏よりモア・トゥリーズの和井健太郎氏への、チャリティチェアプロジェクトの落札金額の贈呈から。その合計金額は114万8092円にものぼり、バリー、ハーマンミラーともになじみのふかい森林保全活動に役立てられるという。

モア・トゥリーズの和井健太郎氏は、「わたしたちの森林保全という活動に賛同していただいたバリーとハーマンミラー、そして落札された方がたには感謝の気持ちでいっぱいです。このあまりある善意を受けてとめて、我われの生活にとって大切な森林を保全する活動に役立たせていただきます」と、そのよろこびを話していた。

それにつづき、モントレージャズフェスティバルにも出演するなど世界で注目されるジャズ・ギタリスト 西藤ヒロノブ氏が登場。バリー 銀座店に設けられたステージ中央の椅子に腰掛けると、コアロハ製の6弦ウクレレを手にとって、おもむろに音を奏ではじめる。海と自然にふれることで湧いてくるインスピレーションを頼りに曲を作るという西藤氏の巧みな指さばきによって紡ぎ出される美しいメロディの数かず。落札者の方がた、そこに居合わせた観客たちが夢中でその音を追いかける濃密な時間。ある者は足でリズムを取りながら、ある者は眼を閉じて耳だけを傾けながら、そしてある者は鼻歌まじりにメロディに酔いしれる。銀座の中心にいながらも、まるで遠い南のプライベートビーチにいるような錯覚を覚えるほど、その音に誰もが魅了されていた。いつものコンテンポラリーなセットリストとは異なる、よりアコースティックな優しい音色は西藤氏の柔和な人柄をあらわしているかのようであった。

ジャズ・ギタリスト西藤ヒロノブ氏

音楽に聴き入る落札者の方々"/p>

バリーとハーマンミラーによる特別な16脚に腰掛けるよろこび、そして西藤ヒロノブ氏のすばらしいサウンドスケープによる幸福感。たった3時間という短い時間のなかで、その両者を同時に享受することができた落札者の方がたにとって、スペシャルライブはこのうえない至高のひとときとなったはずだ。

バリーが用意した味わい豊かなスイーツやドリンクに舌鼓を打ちながら、それぞれが心地よいライブの余韻に浸るなかで、ライブの幕は閉じた。