MUSIC|ジェイムス・ブレイク待望の新作がついにベールを脱ぐ!
MUSIC|ジェイムス・ブレイク待望の新作がついにベールを脱ぐ!
4月10日(水)、セカンド・アルバム『オーヴァーグロウン』をリリース、そして……
2011年のファースト・アルバム『ジェイムス・ブレイク』で世界に衝撃を与えた、弱冠24歳の“神童”ジェイムス・ブレイク(James Blake)が4月10日(水)、ついにセカンド・アルバム『オーヴァーグロウン』をリリースする。
Text by TANAKA Junko (OPENERS)
6月には新作をひっさげて来日公演も
2011年2月、セルフタイトルのファースト・アルバムでデビューを果たしたジェイムス・ブレイク。教会音楽を連想させる美しい旋律、どこまでも繊細な歌声、効果的に使われたノイズと沈黙、中毒性のあるリズム(もしくはリズムのなさ)……。英国出身の彼が生み出す衝撃的なまでにあたらしい音楽は、世界中の音楽ファンに喝采を持って受け入れられた。
マッシヴ・アタックやエイフェックス・ツイン以来、長らく不在だったエレクトロ・ソウルを盛り返しただけではなく、音楽界の流れを変えたとも言われるファースト・アルバムから2年。その間、彼はボン・イヴェールとコラボレーションしたり、ジョニ・ミッチェルの「ア・ケース・オブ・ユー」をカバーしたり(どちらも『ジェイムス・ブレイク-来日記念限定盤』に収録)と、よりソウルフルな一面を見せたかとおもえば、ラッパーのトリムことトリンバルと組んで、よりアヴァンギャルドなシングル「Confidence Boost」(R&S Records)を発表するなど、精力的に活動をつづけてきた。
そうした“課外活動”の成果を集約したといえるのが、本国では4月8日(月)、日本では4月10日(水)にリリースされるセカンド・アルバム『オーヴァーグロウン』だ。ポスト・ダブステップというジャンルをはるかに超え、ヒップ・ホップからハウスまでを再解釈した、まさに彼にしか作りえないものに仕上がっている。そして6月には、日本のファン待望の来日公演もおこなわれるという。
「ソウルのように、人が感情移入できるダンス・ミュージックを作りたい。フォークのように、あくまでも優しく自然に語りかける音楽を作りたい。ぼくが求めているのは“人間味”なんだ」と語るブレイク。先行発売されたシングル「レトログレード」の優しい音色に耳を傾けながら、アルバムの到着を待ちたい。
「レトログレード」
ジェイムス・ブレイク
250円
POLYDOR UK/ユニバーサルミュージック
iTunesで配信中
https://itunes.apple.com/jp/album/retrograde-single/id601185620
『オーヴァーグロウン』(日本盤)
2013年4月10日(水)発売
2548円(UICP-1154)
http://www.universal-music.co.jp/james-blake/
ジェイムス・ブレイク「Japan Tour 2013」
☆東京
日程|6月4日(火)
時間|18:00開場、19:00開演
会場|STUDIO COAST
東京都江東区新木場2-2-10
料金|前売り6000円
<SMASH>
Tel. 03-3444-6751
☆名古屋
日程|6月6日(木)
時間|18:00開場、19:00開演
会場|ダイアモンドホール
名古屋市中区新栄2-1-9 雲竜フレックスビル西館5F
料金|前売り6000円
<JAIL HOUSE>
Tel. 052-936-6041
☆大阪
日程|6月7日(金)
時間|18:00開場、19:00開演
会場|NAMBA HATCH
大阪府大阪市浪速区湊町1-3-1 湊町リバープレイス
料金|前売り6000円(1Fスタンディング、2F指定席共に)
<SMASH WEST>
Tel. 06-6535-5569
http://smash-jpn.com/live/?id=1941