BMWグランツーリズモに新型V8エンジン|BMW
CAR / NEWS
2015年1月28日

BMWグランツーリズモに新型V8エンジン|BMW

BMW Gran Tourismo│ビー・エム・ダブリュー グランツーリズモ

BMWグランツーリズモに新型V8エンジン

ビー・エム・ダブリューは「グランツーリスモ」のV8エンジンを刷新し動力性能を向上、同時に全モデルの環境対応性能を高め、9月12日より発売する。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

環境性能の向上

BMWグランツーリズモ」はセダンの居住性、ワゴンの積載能力、SUV(BMWのいうところのSAV)の室内空間を融合させた、いわばクロスオーバーモデル。日本では4.4リッターV8エンジンを搭載する「550i」と3.0リッター直列6気筒を搭載する「350i」の2モデルで展開する。

今回の変更では「550iグランツーリスモ」に、先日発売された「650i」や「650iグランクーペ」とおなじく、2基のターボチャージャーをVバンクの谷間に配置する、新開発のツインターボチャージャー付き4.4リッターV型8気筒DOHC“ツインパワーターボエンジン”を採用。このほか「高精度ダイレクト・インジェクション・システム」やインテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御する「バルブトロニック」をあらたに搭載。その結果、およそ10パーセントの動力性能向上をはたし、最高出力は330kW(450ps)/5,500rpm、最大トルクは650Nm(66.3kgm)/2,000-4,500rpmを発揮。0-100km/h加速は5.0秒だ。

また、グランツーリスモ共通で、エンジン・オート・スタート/ストップ機能、ECO PROモード、電動パワーステアリングを採用し、環境対応性能を向上させている。JC08モードでの燃費は、3.0リッター直列6気筒を搭載する「535iグランツーリスモ」で27パーセント向上し12.2km/ℓ、550iグランツーリスモでは30パーセントも向上し9.6km/ℓ。

機能面の向上と同時に装備も一部見直され、両手が荷物などでふさがっていても足の動作でテールゲートを開閉できる「スマート・オープナー」や、USBオーディオインターフェースが標準装備となった。

価格は変更前とかわらず、535iグランツーリスモが884万円、550iグランツーリスモが1,140万円。すべて右ハンドル、8段AT仕様となっている。

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