新型AクラスのAMGモデル開発中|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz A 45 AMG|メルセデス・ベンツ A 45 AMG
新型AクラスのAMGモデル開発中
AMGは45周年を記念して、新型Aクラスをベースとした4輪駆動のハイパフォーマンスモデル「A 45 AMG」を公開した。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
4輪駆動モデルとして登場
ついに価格などが公開された新型Aクラスに、はやくもAMGバージョンの登場がアナウンスされた。「A 45 AMG」と名付けられたそのモデルは、2リッター4気筒ターボエンジンを搭載し、最大トルク400Nmを発生するという。最高出力はいまだあきらかではないが、350ps程度ではないかと噂される。
トランスミッションはデュアルクラッチ7段オートマチックのAMG スピードシフト DCT スポーツトランスミッションがおごられ、AMGモデルとしてはSUV以外ではじめて、4輪を駆動する。また専用開発のフロントとリヤアクスル、AMGスポーツサスペンション、電動のAMGスピード センシティブ スポーツステアリング、AMGハイパフォーマンスブレーキシステム、スポーツハンドリングモード付きの3ステージESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)といった装備により素早いコーナリングと、鋭いハンドリングをもたらすという。
AMGによれば、今後の目標は、「コンパクトカー用の4気筒エンジンとして、もっともダイナミックでパワフルであり、かつ、もっとも効率もよいエンジンをつくること」であり、この「A
45 AMG」においても、同クラス内での主導的な立場を狙う。また「A 45 AMG」はアメリカで7パーセント、ドイツで15パーセント、中国で50パーセントの成長をねらう「AMG Performance 50」という成長戦略の核になるモデルのひとつで、AMGにとってはあらたなセグメントへの挑戦でもある。50は50周年までにという意味のようで、世界的には今後5年間で、モデル数は現在の22モデルから約30モデルへ、販売台数は現在の年間約2万台から3万台以上を目指すという。
ターゲットは従来のAMGカスタマーより若い、30歳から45歳だ。