世界各国から厳選されたシューズが揃い踏み

ドレッシーでエレガント、遊び心を兼ね備えた美しさが魅力のイタリアの靴。堂々として格式高いクラシックなイギリスの靴。職人の技術に裏打ちされた高品質で実力派な日本の靴。今シーズンも世界の名だたるシューズブランドの逸品が伊勢丹新宿店メンズ館に集合した。

セレクトされた靴を語る上でまず挙げられる1つめのキーワードは「マスターピース」。いつまでも色褪せることのない、時代を越えて愛される名品といえる靴の数々は、見ているだけで心躍るよう。手入れの行き届いた上質なシューズは、デキる男の代名詞。日々のオシャレからフォーマルシーンまで幅広く対応できる、揃えておきたい多彩なバリエーションは必見だ。

2つめのキーワードを「カラーリング」とし、イセタンメンズはキーカラーにブルーのカラーパレットを選んだ。ライトブルーからネイビーまで、幅広いトーンのブルーがグラデーションで用意されている。ブルーの数だけストーリーがあるが、たとえばマリンを彷彿とさせる鮮やかなコバルトブルーのシューズは、夏のカジュアルスタイルを引き立てるアクセントになること間違いなし。

サッカー日本代表のチームカラーがサムライブルーであることや、奈良時代に起源をもつ藍染めの「ジャパンブルー」を筆頭に、日本人にとって特別な色である青。清潔感や上品さもプラスできるので、この夏は、装いを引き締める差し色として取り入れるだけでなく、濃淡を効かせたブルーのワントーンコーディネイトに挑戦してみるのもおすすめだ。

最後に「インパクトデザイン」という切り口で、世界を席巻するミニマルでシンプル至上主義なノームコアの流れとは相反した、足元で個性を表現するシューズを取り揃えた。伊勢丹新宿店メンズ館でも年々注目度が増しているというコンビネーションパターンは今シーズンも健在で、カラーだけでなく、異素材のコンビネーションがイチ押しだという。

このキーワードに分類されるシューズすべてに共通するのは、思わず振り返って二度見してしまうような斬新なデザインであっても、歴史と経験に培われた職人の高い技術によって支えられているという点。しっかりとした作りながら、遊び心のあるディテールや素材のチョイスはほかと一線を画す存在感を放つので、シンプルな着こなしのスパイスとしても周りに差を付けられるはず。

イセタンメンズが世界中のファクトリーから集結させた、各ブランド渾身の靴の数々は、ビジネスシーンを華やかに演出するものから、オフの日の足元に彩りを添えるものまで充実した内容となっている。画面だけでは感じることのできない質感や素材感をぜひ実際に店頭で手にとって体感していただきたい。