あらたにLEDデイライトやオーディオのタッチスクリーンを導入

フィアットのアイコニックなコンパクトモデル「500」が、2008年の日本導入後はじめてのマイナーチェンジを迎えた。

エンジンは、1.2リッター4気筒エンジンの「1.2POP」と、0.9リッターのツインターボエンジンの「ツインエア」ともに変更はなく、主にエクステリアや内装の変更となる。

エクステリアではエンジンをかけると自動的に点灯するLEDデイライトを新たに追加。このほかにテールランプの形状やリアバンパーなどディテールが変更されているものの、全体の印象はキープコンセプトとなった。

インテリアでは、オーディオが5インチのタッチスクリーン仕様へとアップグレード。センターコンソールにUSBと外部入力端子を装着し、インフォテインメント機能の充実が図られた。また、ステアリングホイールのデザインも変更され、オーディオやハンズフリーのコントロール機能が付加された。

ボディカラーは、これまで限定車のみに設定されていたミントグリーンとカントリーポリタン イエローがカタログに追加され、ボサノバホワイト、パソドブレ レッド、アイスホワイト、ブルーヴォラーレと合わせて全6色を展開。

価格は1.2リッターモデルの「500 1.2ポップ」が199万8,000円、カブリオレの「500 1.2ポップ」が252万7,200円。0.9リッター2気筒ターボの「500ツインエア ポップ」が228万9,600円、上級グレードの「500ツインエア ポップ ラウンジ」が259万2,000円。カブリオレの「500Cツインエア ラウンジ」が279万7,200円だ。

FIAT 500｜フィアット チンクエチェント
ボディサイズ｜全長 3,545 × 全幅 1,625 × 全高1,515 mm
ホイールベース｜2,300 mm
エンジン｜（1.2ポップ）1,240 cc 直列4気筒SOHC
　　　　　（ツインエア）875 cc 直列2気筒ターボ
最高出力｜（1.2ポップ）51 kW（69 ps）/5,500 rpm
　　　　　（ツインエア　通常時）63 kW（85 ps）/5,500 rpm
　　　　　（ツインエア エコスイッチ使用時）57 kW（77 ps）/5,500 rpm
最大トルク｜（1.2ポップ）102 Nm（10.4 kgm）/3,000 rpm
　　　　　　（ツインエア 通常時）145 Nm（14.8 kgm）/1,900 rpm
　　　　　　（ツインエア エコスイッチ使用時）100 Nm（10.2 kgm）/2,000 rpm
トランスミッション｜5段AT（デュアロジック）
駆動方式｜FF
サスペンション前/後｜マクファーソンストラット / トーションビーム
ブレーキ前/後｜ディスク / ドラム
定員｜4人
燃費（JC08モード）｜（1.2ポップ）19.4 km/ℓ、（ツインエア）24.0 km/ℓ
価格｜（1.2ポップ）199万8,000円、（ツインエア ポップ）228万9,600円、（ツインエア ポップ ラウンジ）259万2,000円

Fiat 500 C｜フィアット チンクエチェント C
ボディサイズ｜全長 3,545 × 全幅 1,625 × 全高1,505 mm
ホイールベース｜2,300 mm
エンジン｜（1.2ポップ）1,240 cc 直列4気筒SOHC
　　　　　（ツインエア）875 cc 直列2気筒ターボ
最高出力｜（1.2ポップ）51 kW（69 ps）/5,500 rpm
　　　　　（ツインエア　通常時）63 kW（85 ps）/5,500 rpm
　　　　　（ツインエア エコスイッチ使用時）57 kW（77 ps）/5,500 rpm
最大トルク｜（1.2ポップ）102 Nm（10.4 kgm）/3,000 rpm
　　　　　　（ツインエア 通常時）145 Nm（14.8 kgm）/1,900 rpm
　　　　　　（ツインエア エコスイッチ使用時）100 Nm（10.2 kgm）/2,000 rpm
トランスミッション｜5段AT（デュアロジック）
駆動方式｜FF
サスペンション前/後｜マクファーソンストラット / トーションビーム
ブレーキ前/後｜ディスク / ドラム
定員｜4人
燃費（JC08モード）｜（1.2ポップ）19.4 km/ℓ、（ツインエア）24.0km/ℓ
価格｜（1.2ポップ）252万7,200円、（ツインエア ラウンジ）279万7,200円