Diary-T 180 smile rock again
Lounge
2015年5月7日

Diary-T 180 smile rock again

Diary-T

Diary-T 180 smile rock again

文・アートワーク=桑原茂一

smile rock again
http://www.clubking.com/smilerock/

旧友というか三十年来の友人、永井誠治が動き出した。

サンフランシスコのロックシーンのメッカであり、当時アメリカのロックシーンの最大の牽引役であったビル・グラハムが主催するフィルモア・ウエスト→ワンダーランド、そのシーンこそ永井のルーツである。当時ビルグラハムの元で永井が修行中にコレクションした膨大なサイケ?ポスターの数々を今回永井が自分自身のアートワークで展開するというまさに前代未聞の「ロック」な展覧会がまもなく始まるのである。

で先日、このイベントの参加者が一同に介した決起集会が開かれた。

参加者は、DEPT創設者永井誠治、

今やバイカーたちのバイブルになっていると言われている
写真集「Smile Rock 」の小林昭さん。

あの、あの、あの、暫く見ないうちに才能も身体も見違えるように大きく太くなった、MADSAKI。

写真集「Smile Rock 」の時には、コンピの選曲構成を共にお願いした。ロックと言えば、身も心も、佐々木潤。

誠治や昭さんからは甘さが足りないとのご指摘があったルヴァンの焼きたてのあんぱんも、こうした緊張感が漂いやすい集まりには一役買ってくれるから、ほんまかいな。甘いものはコミニケーションには誠に大切だったり…ルヴァンの甲田さんはロックな人だとかねてから尊敬している。はともかく、で、

私たちがここで展覧会するロックとは、
ノスタルジックな意味でのROCKではなく、

AFTER311以降の日本で暮らす私たちに課せられた命題

「おまえら自己責任で生きろ!」=じゃ、rockに生きるぜ?

AFTER311→自己責任で生きろ!=森で生きる(アメリカでロックが生まれた時代の思想/かれらはヒッピーと呼ばれた)

アメリカが発明したあの「rock」は、
もう私たちにもただのエンターテイメントではない。

アメリカのカウンター文化の再認識イベントではなく、
今私たちに突きつけられているこの国の現状を真に理解認識する為の「ロック」という思想との対峙する展覧会である。

つまり、開催期間の一ヶ月だけではなく、
ここからが始まりなんです。
そうです。ディクショナリー倶楽部は
本当の意味でのアートスクールになるのです。
集い共に考え動き働き作り出す。

ディクショナリー倶楽部に参加する人たちと共に、
生きるための思想や道具や手段を考え作り出す。
まさにライブな場所として

smile rock again が始まるのです。

面白そうだから見に行く。というのでは足りません。
あなたも直ちに参加して欲しいのです。
ここは与えられる場所ではありません。
あなた自身がオルタナティブを生み出す為の
アートスクールなのです。

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