映画『人生はビギナーズ』試写会にOPENERS読者を特別ご招待!
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2015年1月10日

映画『人生はビギナーズ』試写会にOPENERS読者を特別ご招待!

OPENERS読者だけを招待する、特別試写会も開催!

映画『人生はビギナーズ』

クリエイティブな活動をつづけてきたアーティスト、マイク・ミルズの最新作『人生はビギナーズ』(原題『Beginners』)が、2012年2月4日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほかにてついに公開となる。監督自身のプライベートストーリーを映画化し、本年度アカデミー賞ノミネートも有力と言われる本作、さてその内容は……?

Text by OPENERS

人生の“ビギナーズ”たちがそれぞれの道を切り拓く、希望の物語

グラフィック・デザインやミュージック・クリップ、TVCMなど、さまざまな分野で活躍してきた世界的アーティスト、マイク・ミルズ。長編初監督作品の『サムサッカー』(2005年)は、主演のルー・テイラー・プッチがベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀男優賞)、サンダンス国際映画祭では特別審査演技賞を、マイク・ミルズ自身はエジンバラ国際映画祭でガーディアン新人監督賞を受賞するなど、高い評価を得たことも記憶にあたらしい。

そのミルズ監督の最新作とあれば、これは注目しないわけにはいかない。しかも、先日おこなわれた、アカデミー賞レースの第一発目として重要視されている賞とも言えるゴッサム賞の授賞式のスピーチでは、審査員であるナタリー・ポートマンも、「愛、死、人間関係や家族についてなど、大きなテーマをもちつつも遊び心があり、またすばらしくパーソナルな視点で描かれた作品」として大絶賛していることからも、その魅力が伝わることだろう。

「私はゲイだ。これからは本当の意味での人生を楽しみたいんだ」

そのストーリーというのもなかなか衝撃的だ。主人公である僕・オリヴァー(ユアン・マクレガー)は母に先立たれた5年後、癌を宣告された父・ハル(クリストファー・プラマー)からの突然の報告。それはハルがゲイであるという衝撃のカミングアウトだった。もともとは厳格で古いタイプの人間だった父が、その告白をきっかけに若々しいファッションに身を包み、パーティやエクササイズに精を出し、若い恋人までつくって、あらたな人生を謳歌していく。

オリヴァーは38歳にしていまだ独身。友だちは仕事と犬。もともとの臆病な性格ゆえか、父のカミングアウトにも戸惑いを隠せない。そんな心の動揺は、運命の女性・アナ(メラニー・ロラン)との恋にもみずから終止符を打つという最悪の結末を迎えてしまう。


しかし、父がゲイとして生きて“最期”を迎えるまでの5年間は、そのオリヴァーの戸惑いをかき消すほど、愛に溢れた幸せな日々だった。それはまさに、自分の気持ちに正直に生き、愛する誰かとともに生きるということが、人生のもっとも大切なことだという父の最後の教えを理解したからだ。

「僕にとって大切なことは何だろうか」──“父・ハルが75歳で踏み出したあらたな一歩を、僕は38歳で踏み出す”──
本作にかんしてマイク・ミルズは「父の人生をとおして自分の殻を破ること、誰かとともに生きることを最も表現したかった」と語り、父の死後わずか5ヵ月で脚本を練り上げたという。極めてパーソナルな物語を題材としながらも、人生の恋やチャンスに悩むすべてのひとに勇気を与える希望の物語だ。


主人公を演じたのは近年『ゴーストライター』でその演技力が高く評価されたユアン・マクレガー、ユーモア溢れる生き生きとした演技を披露したクリストファー・プラマー、誰もが胸を掴まれる愛くるしい表情のメラニー・ロラン。そして名演技を披露した愛犬コスモ。企画に賛同した豪華キャストの競演が実現した。

OPENERS読者だけを招待する、スペシャル試写会を1月17日に開催!

そしてOPENERS読者に朗報。読者50組100名を招待する特別試写会が、2012年1月17日に開催される。しかも、映画鑑賞後には、川勝正幸氏と、岡本仁氏の2名によるスペシャルトークイベントも開催! それぞれが監督マイク・ミルズと交遊があるだけに、待望の映画をひと足先に観ながら、貴重な話も聞けるチャンスだ。


試写会への応募は、ファントムフィルム(info@phantom-film.com)へ。(※件名|人生はビギナーズ 特別試写会応募、お名前、性別、年齢、メールアドレスを記入のうえ、2012年1月6日(金)までにメール送付。)


ぜひこの機会を逃さず、人生の希望を切り拓くストーリーを体感してほしい。

映画『人生はビギナーズ』特別試写会

開催日|2012年1月17日(火)

時間|18時30分開場、19時~20時45分上映、20時50分~21時20分トークイベント

場所|シネマート六本木 試写室

港区六本木3-8-15 シネマート六本木

都営大江戸線/六本木駅5番出口/日比谷線六本木駅3番出口 徒歩3分

人生はビギナーズ 09

トークイベントゲスト


川勝正幸|KAWAKATSU Masayuki

1956年博多市生まれ。映画、音楽、アート……とジャンルを横断してポップ・カルチャーの世界で活動するエディター。主な著書に『21世紀のポップ中毒者』『丘の上のパンク -時代をエディットする男・藤原ヒロシ半生記-』などがある。松本隆作詞活動40周年記念CD BOX『新・風街図鑑』のクリエイティヴ・ディレクションもおこなった。ウディ・アレン『さよなら、さよならハリウッド』、デイヴィッド・リンチ『インランド・エンパイア』ほか、映画のパンフレットの編集も数多く手がける。

オフィシャルサイト|http://kawakatsupro.com/

岡本 仁|OKAMOTO Hitoshi

マガジンハウスにて『ブルータス』『リラックス』『クウネル』などの雑誌編集に携わったのち、2009年にランドスケーププロダクツに入社し編集やプランニングなどを担当している。マイク・ミルズとは、編集長を務めていた『リラックス』の表紙のために作品を依頼したことから交友がはじまり、雑誌などで作品紹介やインタビューを重ねてきた。つい先日も『カーサブルータス』の取材のためにマイクの山荘を訪れたばかり。

オフィシャルサイト|http://www.landscape-products.net/

応募方法
info@phantom-film.com

件名|人生はビギナーズ 特別試写会応募OPENERS係 

お名前、性別、年齢、メールアドレスをご記入のうえ、2012年1月6日(金)までにメールをお送りください。
ご当選された方には、後日メールにてお知らせいたします。






『人生はビギナーズ』

本年度アカデミー賞®最有力候補作品

第69回ゴールデン・グローブ賞 助演男優賞ノミネート

ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞 助演男優賞 受賞、アメリカ映画俳優組合賞 助演男優賞 ノミネート、インディペンデント・スピリット賞 作品賞・監督賞・助演男優賞 ノミネート、ゴッサム・インディペンデント映画賞 作品賞・アンサンブル演技賞 受賞

           
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