「水沢ダウンは、岩手県にあるデサントの水沢工場でつくられているもので、表地のナイロンは完全防水で、かつストレッチも効くディアプレックス素材を使用。裏地は発熱素材のヒートナビを使用し、ダウンの機能性にくわえて体温を温めます。脇の下のベンチレーションや、フロントも外気を取り込める仕様になっているなど、都会でも快適に着こなせる工夫も。
今年は、7階のスタッフがカラーリングを考えたニューカラー2色で登場します。メイド イン ジャパン、東北発信のすばらしいダウンブルゾンとなっています。」
水沢ダウン バイ デサント8万7150円（伊勢丹新宿店）

「“ホルバーマウンテニアリング”は、1947年にアメリカ コロラド州ボルダーで生まれたアウトドアブランドです。80年代にノースフェイスに吸収され一度消滅しましたが、イタリア資本で復活しました。ダウンブルゾンの誕生は諸説がありますが、寝袋をウェアとして開発したホルバーのノウハウから生まれたというエピソードも。このダウンコートは、本格派の機能をもちながら、イタリアのテイストが入って旬のタウンウェアとしてもおしゃれに着こなせます。」
ホルバーマウンテニアリングダウンコート6万9300円（伊勢丹新宿店）

「アメリカ代表のマックレガーから登場した新ライン“McG+K”は、海外でも評価の高い京都の“カトーデニム”の加藤さんが手がける話題のブランド。これは、アメリカのカジュアルウェアの歴史をもつマックレガーと、現代のカトーデニムが融合して、あたらしい感覚をくわえたモッズコートで、伊勢丹限定カラーのブラックです。
表面はコットンで、天然の風合いですが、ゴアテックスを使用しているので完全防水という高機能アイテムになっています」
マックレガー ミーツ カトー モッズコート8万2950円（伊勢丹新宿店）

「アメリカのアウトドアブランド ペンフィールドのダウンに、英国で100年以上の歴史をもつジャミンソンのフェアアイルニットが合体コラボレーション。
今シーズンはダウンの表地にウールやコットンを使っているアイテムが各社たくさん出ていますが、ニットブランドとのコラボレーションは、このペンフィールドだけです。名門同士のコラボは、10月上旬に店頭に並ぶ予定です」
ペンフィールドダウンブルゾン4万5150円（伊勢丹新宿店）

「そのほか、今春に6階から7階に上がって、絶好調の“アスペジ”からは、シンプルだけどかっこいいブルゾンなどが登場。さらに、昨年、伊勢丹だけで200着を完売した“ウールリッチ”のアークティックパーカが今年も入荷します。180年の歴史を誇る大定番ですが、今年はショート丈がイチオシです。ぜひお試しください」
ウールリッチ アークティックパーカ9万300円（伊勢丹新宿店）

渡辺一弘｜WATANABE Kazuhiro（写真右）
1993年　伊勢丹入社
2001年～　アクティブスポーツ バイヤー
2007年～　スーパーメンズ セールスマネージャー
2010年～　オーセンティックカジュアル&スポーツ バイヤー