パリとラコステ、スポーティブ・エレガンスの源流へ (1)|LACOSTE
LACOSTE|ラコステ
エスプリ香る、スポーツシックの“最先端”
それは、スポーツウェアとファッションの垣根を軽やかに飛び越える、機能的でエレガントなカジュアルウェア――いまでこそ当たり前のように万人に親しまれ、一大トレンドともなっている“スポーツミックス”スタイルは、このラコステというブランドの存在なくして誕生しえなかったのではないだろうか。
それほどにエポックメイキングなブランドであるラコステの描き出す、最先端の“スポーツシック”に注目したい。知的で、品があり、そして機能的。絶妙にコンテンポラリーで軽やか、そして同時に歴史と伝統の重厚さも感じさせる。その唯一無二のスタイルの秘密を、スタイリスト・池田尚輝氏によるコーディネートとともに紐解いていこう。
Model Photographs by TAKA Mayumi(SEPT)Model Styling by IKEDA NaokiHair & Makeup by ITO SatoshiModel by Rihito(NOVEMBER AGENCY)Still Photographs by JAMANDFIXStill Styling by INADA IsseiText & Edit by america
ルネ・ラコステの“こだわり”
全仏オープンを3度、全米、全英オープンを2度制覇するなど、輝かしい成績を誇るプロテニスプレーヤーであったルネ・ラコステによって、1933年に設立された「ラコステ」。 彼は稀代の名プレーヤーであると同時に、画期的なトレーニングマシンやラケットの開発に寄与した発明家でもある。
エレガントな佇まいで大衆を魅了するファッションアイコンでもあったルネの “スタイル” にたいする異常なまでのこだわりは、「スタイルなくして、プレーや勝利に意味はない」という彼自身の言葉によって、見事に言い表されているといえるだろう。
そんなルネ、そしてラコステが世に送り出したもっとも偉大なプロダクトこそ、スポーティな “フレンチシック” スタイルに欠かせないアイテムとして時代を超えて愛される、ポロシャツのマスターピース「L.12.12」だ。洒脱なポロ競技のプレーヤーたちにインスパイアされたこの動きやすく機能的な半袖シャツは、しなやかで軽く、通気性に優れるコットンピケ素材を使用。胸にはルネの愛称である“ワニ”を象ったロゴをあしらい、たちまち爆発的な人気を獲得することになる。
「L.12.12」は、時代とともにアップデートを繰り返しながらも、基本的な仕様やデザインはまったく変わることなく生産されつづけ、いまなお世界中のファッション愛好家に支持されているという正真正銘の傑作。その永遠の定番性は、最新のモードにもカジュアルにもしっくり馴染み、スマートなルックスを約束してくれるという安定感を生み出す。クラシック&ベーシックな逸品として、ラコステの歴史と伝統を、現在に伝える象徴的アイテムなのである。
日常を彩る“スポーティブ・エレガンス”
ラコステの魅力は、その定番性や安心感だけではない。毎シーズン、ニューヨークを舞台に、クリエイティブ・ディレクターであるフェリペ・オリヴェイラ・バティスタが中心となって、ランウェイコレクションを発表。「スタイル、快適さ、機能性」という創業以来変わらぬコンセプトのもと、革新的なアイデアやモードなエッセンスを巧みに取り入れながら、進化の歩みを止めないラコステの現在形を、強烈にアピールしているのだ。
今季は『LACOSTE YACHTING』と題し、ラコステならではのイノベーティブなマリンスタイルをグラフィカルに表現。ブランドの根幹、ヘリテージであるスポーツウェアをベースとしながら、旧きよきフレンチシックに先進的なクリエーションとフレッシュな空気を取り入れる、柔軟かつ進歩的な姿勢。ラコステが「古臭くならない老舗」ブランドたるゆえんは、きっとこんなところにあるのだろう。
時代はいま、スポーツを求めている。文字通りの “運動” はもちろんのこと、スタイリッシュなスポーツウェアのもつアクティブでポジティブなムードが、ファッションにも欠かせない要素となりつつある。
そんななかでもとくに注目したいのが、今回、スタイリストの池田尚輝氏が披露してくれた、 “スポーティブ・エレガンス” をテーマとした、絶妙にフレンチシックなスタイリング。最先端をいくスポーツミックスのコーディネートも、ラコステが長い歴史のなかで築き上げてきた上質なスタイルとアイテムを取り入れれば、きっと、大人が楽しめる日常の装いとしてたやすく実現できるはずだ。
エディフィス 東京にてポップアップショップを6月6日(土)から開催
ラコステを語るうえで、そしてフランスのテニスの歴史を語るうえで、欠かすことのできない重要なトーナメントである全仏オープンの開催に時期を合わせ、フレンチ・スタイルを提案しつづけてきたセレクト・ショップ「ÉDIFICE(エディフィス)」にてラコステのポップアップショップが期間限定でオープンする。
グランドスラムのなかで唯一、クレーコート(赤土)の会場「ローラン・ギャロス」。そこでおこなわれる全仏オープンをイメージし、「LACOSTE」「LACOSTE SPORT」「LACOSTE NY COLLECTION」というメンズのフルラインからÉDIFICEが厳選してピックアップした、まさに“スポーツシック”なスタイル&アイテムが堪能できる注目のイベントだ。
LACOSTE POP UP STORE IN ÉDIFICE TOKYO “CLAY COURT”
日程|6月6日(土)~6月21日(日)
場所|エディフィス 東京
東京都渋谷区神宮前6-23-3
Tel. 03-3400-2931
http://edifice.baycrews.co.jp/
ラコステお客様センター
0120-37-0202
www.lacoste.jp