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Gallary｜さすが「ジープ」というべきパフォーマンス｜Jeep

白馬までの幹線道路は除雪がいき届き乾燥した路面なのだが、一歩脇道に入るとアスファルトの上にシャーベット状に雪が残っていた
日本で乗るにはちょうど良いサイズのコンパス。コンパクトといえども、リアの居住性は申し分なく、東京から白馬までの長距離を走っても、何ら苦にならない広さと快適さをキャビンは持っている
一般道路から隔離された特設の雪上コースでは、トラクションコントロールシステムが駆動力を制御し、アクセルを踏み込んだ際のタイヤのスリップを抑制。多少の轍を苦もなく乗り越える実力を持つ
エンジンの搭載方法からも分かるように、コンパスはFFがベースのフルタイム4WD
搭載されるエンジンは2.4リッターの直列4気筒で、最高出力は125kW（170PS）を発揮。現行モデルはCVTに代わり、6段ATを採用する
クルマのボディ四隅の感覚が掴みやすい高いシートポジション。このドライビングポジションとボディデザインが、道無き道をいく際に、ドライバーを大いに助けてくれる
ジープ伝統の血を引く直系モデル「ラングラー」は、2ドアモデルと、「ラングラー アンリミテッド」と呼ばれる4ドアモデルがラインナップされる
踏み荒らされた雪上の特設コースに乗り入れても、そんな悪条件をまったくものともしないラングラーの走破性能は、やはり別格だ
現行ジープのラインナップでは、唯一のパートタイム方式の4WDシステム「コマンドトラック」を採用するラングラー
先のマイナーチェンジで精悍な顔つきに変わった「グランドチェロキー」。インテリアもラグジュアリーな印象に終始し、高級車としてもても一級の仕上がりだ
コンパクトなコンパスと異なり、グランドチェロキーの走りは重厚感にあふれている。どんなシーンでも安定したトラクションを発揮し、時に静かに、時に豪快に大きなボディを前に押し出す
シートヒーターと、ヒーター付きのステアリングホイールのおかげで、寒さの厳しい白馬の道も快適に走ることができた
グランドチェロキーは、210kW（286PS）の3.6リッターV6エンジンを搭載する「ラレード」と、豪華装備を標準採用する「リミテッド」、そして伝統の5.7リッターV8エンジンを搭載する「サミット」をラインナップ
ヘッドライト右側をのぞき込めば、そこには1941年に開発されたジープのアイコン的存在「ウィリス」の姿が
左側のヘッドライトには「SINCE 1941」と、ジープが創業した年が刻まれている
より都会的なイメージの内外装デザインをまとい、今春日本に上陸を果たす新型チェロキー
猛禽類をもイメージさせるアグレッシブなエクステリアデザインは、これまでのジープのイメージを180度替えるものといえそうだ
近未来感を漂わせる先進的なインテリアデザイン
2代目チェロキー（開発コードネーム：XJ）は1984年から販売を開始し、日本市場で90年代に巻き起こったSUVブームの火付け役となった一台
1941年に米軍の軍事車両としてその歴史をスタートさせた「ジープ」は、当時開発されたアイコンともいうべき「ウィリス」のDNAをいまも受け継ぐ
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