Peugeot｜プジョー

東京モーターショー速報

プジョー

 

Text by OHTO Yasuhiro
Phorographs by ARAKAWA Masayuki & OPENERS

 

208ベースのコンパクトなSUV「2008」

プジョーブースでは、欧州で高い評価を得ているコンパクトSUVモデルの「2008」をメインに展示し、日本での初披露をおこなった。プレスカンファレンスでは、来年2月15日からの販売開始と価格を発表。グレード構成は2タイプで、価格は、Premiumが246万円、Cieloが270万円となる。2008は、プジョー「208」をベースに開発された前輪駆動のSUVで、全長4.16メートルのコンパクトなボディに1.2リッターの直3 DOHCエンジンを搭載。トランスミッションは、新開発の5段ETGというシングルクラッチ 自動MTタイプを採用している。

このほかにも注目のスポーツモデルが登場。うつくしいスタイルの「RCZ」に追加される、ハイパフォーマンスモデル「RCZ R」だ。プジョーのモータースポーツ部門である“Peugeot Sport”がエンジニアリングをおこなった本格モデルで、270psを発揮する新型1.6リッターの直4ターボエンジンを搭載する。専用サスペンションとトルセンデフをそなえた足まわりをもち、ハイパフォーマンスのエンジンに耐えるため6段MTは強化されているというから、その走りを期待しても裏切られることはないだろう。エクステリアだけでも充分魅力的なスポーツモデルは、来春に540万円という価格で、150台のみの限定導入予定だ。
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