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2015年10月21日

世界で活躍する7人の建築家による“7つのセブンチェア”を展示｜Fritz Hansen ギャラリー

「ザハ・ハディド（Zaha Hadid）」　ザハ・ハディドによる特別仕様のセブンチェアは、構造とサポートをダイナミックかつシームレスなかたちで表現。2本のスチール棒で構成された彫刻的なベースは、流れるように地面に達し、成型合板のアイコン的フォルムのシート部を取り囲みむように伸び上がる
「ビャルケ・インゲルス グループ（BIG）」　デザインのインスピレーションは、椅子の構成要素。積層合板という内部構造とスタッキングという機能性。これらをふまえて、セブンチェアの象徴的なフォルムを幾重にも巧みに重ねた椅子が誕生した
「ビャルケ・インゲルス グループ（BIG）」
「ビャルケ・インゲルス グループ（BIG）」
「カルロス・オット建築事務所＆カルロス・ポンセ・デ・レオン建築事務所（Carlos Ott Ponce de Leoón）」　椅子のデザインコンセプトは、テクノロジカルキャンパスであるソナメリカの旗艦ビル「Celebra」。デザインは使用されるレストラン空間に馴染むもの、オープンルーフ壁面に有機的に成長するバーティカルガーデンとおなじような存在にする必要があったという。シェルの張地は穏やかで落ち着いた仕上がりで、ガーデンの各エリアを構成する曲線が椅子の要素に取り入れられている
「ジャン・ヌーヴェル（Jean Nouvel）」　対照的な色使いと横並びの配置。これはジャン・ヌーヴェルのデザインの好例で、それぞれの椅子は白と黒で区切られていながらも、フェミニンとマスキュリンという流れで調和。この調和は座面とシェルの背面の曲線を強調している
「五十嵐淳設計建築（Jun Igarashi）」　地震による建物の倒壊が起こると、多くの建材が廃棄がされる。今回のセブンチェアのコンセプトは、廃木材を収集、着色し、家具への使用が可能なボードにすること。プロジェクトの背景に、木造住宅『house M』と『光の矩形』を選択。2軒の木造住宅には、洗練された光と影の使用により、独特で静かな空間が構成される。静粛な空間は、椅子の素材がもつ個性と過去を感じさせてくれる
「ネリ＆フー（Neri & Hu）」　作品のデザインコンセプトの背景には1930年代の上海がある。ウォーターハウスのリノベーションで見られるように、レプリカやコピー、バリエーションやリメイクといったアイデアは、オリジナルと再設計の二重性に左右される。このプロジェクトでのウォーターハウスの試みは、二重性というかんがえを完全に受け入れ、実際に“ダブル（二重のもの）”を作成すること。オリジナルのチェア2脚が互いに向き合うことであたらしいバージョンの椅子となっている。個人が複数で社会になるように、椅子が複数になることで生じる、価値が示されている
「ネリ＆フー（Neri & Hu）」　
「ネリ＆フー（Neri & Hu）」　
「スノヘッタ（Snóhetta）」　「ラウランドマウンテン教会は斜面の平衡を保つ位置に建てられ、このセブンチェアと似た点をもっている。固定されているように見えながらも、シェルを軽く押すだけで斜面に、屋外に持ち出すことができる。椅子を束縛から解くことで、多くのプロジェクトに使うことができるという着想のもとに生まれた。プロジェクトではつねに、屋内と屋外との連続性を意識しているため、このアウトドアチェアは彼らにとっても絶好のプロジェクトになったという
「ザハ・ハディド（Zaha Hadid）」
「ザハ・ハディド（Zaha Hadid）」
　「ザハ・ハディド（Zaha Hadid）」
　「ザハ・ハディド（Zaha Hadid）」
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世界で活躍する7人の建築家による“7つのセブンチェア”を展示｜Fritz Hansen ギャラリー

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