少年と少女の“ひと夏の冒険”を描く『ムーンライズ・キングダム』|MOVIE

MOVIE|少年と少女の“ひと夏の冒険”を描く『ムーンライズ・キングダム』

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MOVIE|ウェス・アンダーソン監督の新境地

少年と少女の“ひと夏の冒険”を描く『ムーンライズ・キングダム』

12歳の少年と少女が駆け落ちしたことから起こる騒動を、ウェス・アンダーソン監督ならではのユーモアで描く『ムーンライズ・キングダム』が、2月8日(金)からTOHOシネマズシャンテほかで全国ロードショーされる。公開に先立ちOPENERSでは、1月16日(水)19:00から虎ノ門のニッショーホールで開かれる試写会に15組30名様をご招待する。

Text by YANAKA Tomomi

ブルース・ウィリスら豪華俳優陣が不器用でいとおしい大人たちを好演

本年度カンヌ国際映画祭のオープニングを飾るとともにコンペティション部門に正式出品されるなど、公開前から大きな話題を呼んだ『ムーンライズ・キングダム』。ウェス・アンダーソン監督は、少年と少女の“ひと夏の冒険”という、誰もが共感や哀愁を覚える明快なテーマで新境地を開拓したと評され、本年度アカデミー賞の最有力作品とも目される注目の映画が日本にも上陸する。

12歳の少年と少女を中心にした多彩な登場人物たちを演じるのは、豪華俳優陣。特に今回は、ハリウッド大作で活躍する俳優たちが大挙してウェス作品への出演を熱望し、不器用でいとおしい大人たちを好演した。

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たったひとりで島を守る警官役を演じたブルース・ウィリスは、中年男性の悲哀とおかしみを感じさせる絶妙な演技を披露。そして、生真面目でちょっと間の抜けたボーイスカウトの隊長にエドワード・ノートン、厳格なスージーの両親にビル・マーレイとフランシス・マクドーマンド、そして冷酷な福祉局の職員役にティルダ・スウィントンという、いままでにないキャスティングが実現している。

島中のみんなが追いかける“愛の逃避行”の行方は

1965年、アメリカ・ニューイングランド沖にある小さな島。1年前に教会で出会い、恋に落ちた12歳のサムとスージーは、以前からひそかに計画を練っていた駆け落ちを実行する。ボーイスカウトのキャンプから脱走したサムと、両親の目をかいくぐって家出したスージーが目指すのは、秘密の場所「ムーンライズ・キングダム」だ。

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そんなふたりの駆け落ちは、親や警官、福祉局、ボーイスカウトの子どもたち、島中のみんなが追いかける大騒動に発展。はたしてふたりの“愛の逃避行”の行方は──

『ダージリン急行』や『ファンタスティックMr.FOX』など、そのユニークなセンスでファンを刺激しつづけてきたウェス・アンダーソン監督が「こんな子ども時代がすごせたらいいなという願望を込めてつくったんだ」と語るとおり、大いなる遊び心でつくられた『ムーンライズ・キングダム』。誰もが経験したいと願う、見る者すべてに魔法をかける映画の誕生だ。

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『ムーンライズ・キングダム』
2013年2月8日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開!
監督・脚本・製作│ウェス・アンダーソン
出演│ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン
2012年/アメリカ/94分/PG-12

©Focus Features