仁左衛門、玉三郎の競演。超話題作が早くもシネマ化! シネマ歌舞伎『桜姫東文章』が来春公開決定|THEATER
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2021年10月8日

仁左衛門、玉三郎の競演。超話題作が早くもシネマ化! シネマ歌舞伎『桜姫東文章』が来春公開決定|THEATER

THEATER|桜姫東文章

歌舞伎の新たた魅力を引き出す“シネマ歌舞伎”で傑作歌舞伎を愉しむ

歌舞伎の魅力を多彩なカメラワークと5.1chのサウンドで楽しめるシネマ歌舞伎。歴史的な傑作『桜姫東文章』がシネマ歌舞伎として2022年春に公開されることが決定した。

Text by KOBAYASHI Miki

孝玉コンビの活躍を2部作で上演

かつて、“孝玉コンビ”と呼ばれ一大ブームを巻き起こし、今なお絶大な人気を誇る片岡仁左衛門(前芸名 片岡孝夫)と坂東玉三郎。その二人が今年の春、ファン待望の演目『桜姫東文章』(さくらひめあずまぶんしょう)で36年ぶりに共演し、大きな話題となった。
公演が発表された瞬間からSNSでは「ずっと観たいと思ってた作品!」「夢か!」といった歓喜の声が溢れ、チケットは即日完売。チケットが取れず涙を飲んだ人、もう一度観たいと願う人にもうれしいことに、この度、シネマ歌舞伎で最新作『桜姫東文章』が上の巻・下の巻の2部作として2022年春に公開することが決定した。
奇才・鶴屋南北(つるやなんぼく)による、『東海道四谷怪談』に並ぶ人気作である『桜姫東文章』は、退廃的な美が溢れる傑作。運命に翻弄され流転の人生を歩む桜姫と、因果の糸に執着して身を滅ぼしていく清玄、悪の魅力を放つ権助を中心に、南北が得意とする怪談もちりばめた奇想天外な物語が繰り広げられる。
権助と清玄をそれぞれ別の俳優が演じることもある中、今回は桜姫を玉三郎、権助と清玄の二役を仁左衛門が演じるという、36年前の共演時と同じ配役が実現。実年齢を忘れさせる二人の演技が凄い。身をやつしながらも気品がにじむ桜姫、清玄の人間臭さ、権助の色気など、思わずため息が出るほど。歌舞伎の様式美、舞台演出も見事だ。
歌舞伎ファンならずとも必見の本作は、2021年4・6月に上演された歌舞伎座公演を撮影。シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台を多彩なカメラワークで撮影し、高画質映像と5.1CHサラウンドの音響で楽しめるというもの。歴史的な傑作『桜姫東文章』が、シネマ歌舞伎ならではのカットや編集を盛り込みドラマティックな映像作品となって、2022年春スクリーンによみがえる。
シネマ歌舞伎 『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう) 上の巻/下の巻』
公開時期|2022年春 上の巻・下の巻の2部作として公開
出演|
【上の巻】片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村歌六、中村鴈治郎、中村錦之助、上村吉弥、 中村福之助、片岡千之助、片岡松之助 ほか (令和3年4月歌舞伎座公演)
【下の巻】片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村歌六、中村錦之助、片岡孝太郎、上村吉弥、
中村福之助、片岡千之助、嵐橘三郎 ほか (令和3年6月歌舞伎座公演)
問い合わせ先

シネマ歌舞伎
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/

                      
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