アストン、2つのスペシャルモデルを日本初公開|Aston Matin

アストン、2つのスペシャルモデルを日本初公開|Aston Matin

CAR NEWS

Aston Maritn Vanquish Zagato|アストン・マーティン ヴァンキッシュ ザガート

Aston Maritn Vantage GT8|アストン・マーティン ヴァンテージ GT8

アストン、2つのスペシャルモデルを日本初公開

アストンマーティン・ジャパンは全世界99台限定のヴァンキッシュザガートと、同じく150台限定のヴァンテ―ジGT8を日本初公開した。アンディ・パーマーCEOは2020年までに少なくとも7台のニューモデルを市場投入し、毎年2台のスペシャルエディションをリリースするということを発表している。昨年は、「ヴァルカン」と「ヴァンテージ GT12」の2台が投入され、2016年は「ヴァンキッシュ ザガート」と「ヴァンテージ GT8」がそれにあたるのだ。

Text & Photographs by UCHIDA Shunichi

アストンとザガートのコラボ50周年記念モデル

全世界99台限定のヴァンキッシュ ザガートの価格は8,510万円で2017年第一四半期からデリバリーが開始される。日本割り当ては2台だが、すでに完売している。なお、今回日本で公開されたモデルは市販前のヴァンキッシュザガートコンセプトである。

1960年に発表された「DB4GT ザガート」がこのコラボレーションの第1弾だ。その後、1986年に「V8ヴァンテージ ザガート」、2003年に「DB7 ザガート」、そして2011年に「V12ザガート」がデビュー。そして、このモデルが5代目となるザガートである。

デザインを担当したのはアストンマーティン チーフクリエイティブオフィサーのマレック・ライヒマン氏だ。彼がイニシアチブを取りながら、ザガートとともにこのモデルをデザインしていったという。

アストンマーティン・ジャパン マネージングダイレクターの寺嶋正一氏によると、「ザガートとのコラボレーション50周年記念モデルとして最高のザガートを作ろうと、アストンマーティンのフラッグシップモデルとして君臨しているヴァンキッシュをベースとしてこのザガートを作った」とコメント。「ヴァンキッシュは美しくてエレガントだと思うが、それをより豪華でダイナミックにしたのがこのザガートだ」と述べる。

Aston Maritn Vanquish Zagato|アストン・マーティン ヴァンキッシュ ザガート
Aston Maritn Vanquish Zagato|アストン・マーティン ヴァンキッシュ ザガート

そのコンセプトカーはイタリアのコモ湖湖畔で毎年開催されているヴィラ・デステ コンコルソ デレガンツァ2016で「ヴァンキッシュ ザガート コンセプト」として公開された。

エクステリアは、ザガートとのコラボレーションの証として、レッドエナメルのウイングバッチやZパターンのグリル、そして、ザガートモデル特有の円形のテールライトなどが装備されている。もちろん今となってはザガートのデザインアイコンでもあるダブル バブル ルーフも採用された。

さらにヴィラデステ パックを選択すると、象徴的なブロンズ アノダイズド サイド ストレーク(サイドマーカーとともに装備されるデザインモチーフ)が取り付けられる。

インテリアでは、シートやドアセクションには、ユニークな“Z”パターンキルトがあしらわれ、ザガートのイニシャルである“Z”が、ヘッドレストにはエンボス加工で、センターコンソールにはステッチで、それぞれ施されている。

Aston Maritn Vanquish Zagato|アストン・マーティン ヴァンキッシュ ザガート
Aston Maritn Vanquish Zagato|アストン・マーティン ヴァンキッシュ ザガート

パワートレインには600psを発生する6リッターV12エンジンを搭載し、0-60mph(約97km/h)は3.5秒。この性能向上に伴いサスペンションセッティングも変更されている。また、ボディはフルカーボンファイバーで作成され、大きな1ピースパネルを使うことによって、ボディパネルの継ぎ目に現れるスプリットラインを大幅に削減している。

寺嶋氏は、「この豪華でダイナミックなヴァンキッシュザガートの登場によって、スタンダードのヴァンキッシュの美しさ、エレガンスがなお一層引き立つだろう。この機会にスタンダードのヴァンキッシュの完成度も再確認してもらいたい」とベース車の良さも強調していた。