ブルガリとイタリア空軍によるコロナ禍への支援活動を支える特別限定ウオッチ「ブルガリ アルミニウム トリコロール」|BVLGARI
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2021年1月15日

ブルガリとイタリア空軍によるコロナ禍への支援活動を支える特別限定ウオッチ「ブルガリ アルミニウム トリコロール」|BVLGARI

BVLGARI|ブルガリ

コロナ禍と闘うイタリアの3つの小児病院を支援

ブルガリより、特別限定ウオッチ「ブルガリ アルミニウム トリコロール」がリリースされる。シリアルナンバー入りの50本の売上金は、イタリア空軍による資金調達プロジェクトを通じてイタリアの3つの小児病院に寄付されるほか、イタリア空軍の機体ID番号を刻印した11本がオークションに出品され、慈善活動に貢献する。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

ブルガリとイタリア空軍が協業し、コロナ禍と闘うイタリアに支援を届ける特別なウオッチ

イタリア空軍とブルガリ。イタリアン・エクセレンスのシンボルとして世界に知られる両者が、イタリアのナショナルカラーへ敬意を表すとともに、結束の精神に基づく限定コレクション「ブルガリ アルミニウム トリコロール」を発表した。これはプロフェッショナリズムと価値を完璧に融合させ、世界各国と同様にイタリアが現在直面している新型コロナウィルス感染の緊急事態において、より深い意味を持つ特別なタイムピースだ。
ブルガリは、シリアル番号入りの限定50本の売上金全額をイタリア空軍による資金調達プロジェクト「Un dono dal cielo(天国からの贈り物)」に寄付するという。これは、ロレートの聖母(聖母マリアの意)を「すべての飛行士の守護者」とする宣言から100年目を祝うプロジェクト(2020年から2021年末にかけて実施)の発表に際して、イタリア空軍が立ち上げたものだ。調達した資金は、イタリアにある3つの小児病院——ジェノバのジャニーナ ガスリーニ病院、ローマのバンビーノ ジェス病院、ナポリのサントボーノ パウシリポン病院——の支援に役立てられる。そしてシリアル番号のない1000点が2020年12月より取り扱われている。
この限定コレクションのリリースとその原動力となる慈善活動は、世界各国を激しく揺るがすこの困難な時に行われた。イタリアはコロナ禍により深刻な打撃を受けたが、危機の早期段階からブルガリとイタリア空軍はそれぞれの分野で国への支援を続けてきた。ブルガリは、ハンドクレンジングジェルをイタリア全土の病院に寄付するほか、最前線で新型コロナウィルスを研究するローマのスパランツァーニ病院とイギリスのオックスフォード大学に最新の顕微鏡を提供するなど、新型コロナウィルスとの闘いに積極的に関与してきた。
イタリア空軍は、国の空域を守るという最重要使命を果たしながら、コロナ禍における複合的な救助戦略に全リソースと能力を挙げて支援を提供してきた。輸送機と救助ヘリコプターの乗組員、そして専門の医師と看護師のチームは昼夜を問わず懸命に働き続け、当初は在イタリア中国人や日本人を本国に送還することが主な任務だったが、やがてウィルス感染者を設備が整った受け入れ可能な病院に移送するといった隔離措置(生物学的封じ込め)や、医療従事者と医療機器を迅速に全国各地に送るなどの任務を多数担うことになった。
イタリア空軍のエアロバティック・チームであるフレッチェ・トリコローリも、コロナ禍が最も深刻だった時期に重要な役割を果たした。「アブラッキオ・トリコロール(3色の抱擁)」と題した飛行ツアーでは、新型コロナウィルスと闘う人々を応援すべく、イタリア全土を北から南に、各地の中心都市の上空を飛行した。2020年6月2日のイタリア共和国建国記念日には、チームが描く三色旗が首都・ローマ上空に広がり、フライトプロジェクトのゴールを迎えた。このプロジェクトは、レンツォ・ゲリーニ国防相の強力な後押しによるものだ。精神的な支えとなるようイタリア市民にとって大切なナショナルカラーを使い、社会全体の帰属意識、結束、地域社会の集合的認識を改めて喚起するとともに、人々にアブラッキオ(抱擁)を届けた。
「ブルガリ アルミニウム トリコロール」のうち、11点はそれぞれに認定証が付き、フレッチェ・トリコローリの機体のID番号(Pony 0~10)と同じ番号が刻印される。そして、この取り組み全体の象徴として、Pony 0の時計はイタリア空軍全軍を代表するフレッチェ・トリコローリの部隊長ガエタノ・ファリーナ中佐に贈られる。このPony 0は、フレッチェ・トリコローリの主席訓練将校の機に捧げられたPony 1、およびソロ・パイロットに捧げられたPony 10と共に、12月のクリスティーズ・イタリアのオークションに出品され、慈善活動に役立てられた。
ブルガリ・グループのCEO ジャン-クリストフ・ババン氏は、コロナ禍で国民の結束が根底から揺らいでいた時期に、真の結束を目指してフレッチェ・トリコローリが果たした役割の重要性を強調しながら「ブルガリはイタリアから多くを与えてもらいました。その恩返しをするのは当然です」と述べた。また、フレッチェ・トリコローリの部隊長は「他の全空軍部門と同様に、フレッチェ・トリコローリのチーム飛行、訓練、パフォーマンスの様子、そして機体が空全体に描く三色は、イタリアの人々が深く愛するものの象徴です。ブルガリが実践しているさまざまな取り組み同様、力強い希望のメッセージを伝え、現実的な支援となるこの素晴らしいプログラムに私たちの部隊が参加できることに、喜びを感じています」とコメントを寄せた。
イタリア空軍が3つの小児病院施設のために推進する慈善プログラムは、ローマ拠点のハイジュエラーのブルガリが世界で実施している数多くの社会貢献プロジェクトと完全に方向性を同じくするものだ。今回の前例のない独創的な協力は、前向きで力強い相乗効果を生み、イタリア市民の心に訴えるケースとなるだろう。

ブルガリ アルミニウム トリコロール

  • Ref.|SAP103514
  • ムーブメント|自動巻き(キャリバーB77)
  • パワーリザーブ|42時間
  • ケース素材|アルミニウム
  • ケース径|40mm
  • ストラップ素材|ラバー
  • 防水|100m
  • 価格|32万5000円(税別)
  • 付属|アルミニウムとラバーの専用ボックス
問い合わせ先

ブルガリ/ブルガリ ジャパン
Tel. 03-6362-0100
https://www.bulgari.com