「イントラマティック 42mm」
1960年代に一世を風靡したスリムウォッチ

薄いケース、カーブを描いた針や風防など、1960年代当時のディテール再現した復刻モデルが登場。昨年復刻版が発売され話題となった「シノマテイック」と同様、クラシックでありながら現代的なイメージを備えたデザインが最大の特徴と言えよう。厚さ7ミリを下回る薄いケースはもとより、個性的なバーインデックス、そして発売当時の旧ロゴなど、随所に当時の美意識を感じとることができるはず。上品なドレスウォッチに注目が集まる今日においてもけっして古びない、タイムレスな魅力を放っている。自動巻き、SSケース＆ブレスレット、ケース径42ミリ。予価9万4500円（2012年7月発売予定）。

「パン ユーロ」
人気の2つ目クロノ、定番化が決定！

昨年のバーゼルでの発表以来、日本でも予約注文が殺到した2011年の限定モデル「パン ユーロ」は、念願の定番化が決定した。1970年代のアーカイブからインスパイアされた、シルバーダイヤル（写真）とブラックダイヤルの2色で展開。現代的な、スポーティなカラーリングに仕上がった。ムーブメントはハミルトンとETAが共同開発した新ムーブメント「H31」を搭載。パワーリザーブは最大60時間と、安定性の向上を実現している。印象的な2つ目クロノグラフに緩やかな丸みを帯びたスクエア型のケース――70sテイストが好きな人にはたまらないデザインである。自動巻き、SSケース、ケース径45ミリ、ブラックカーフストラップ。予価17万100円（2012年5月発売予定）。

「ジャズマスター デイデイト」
クラシック感が加速する大きめデイ表示

ハミルトンのなかでもとくに“アメリカンクラシック”を具現するシリーズといえば「ジャズマスター」であろう。2針からクロノグラフまで、男らしくシンプルなデザインのモデルがラインナップする同シリーズにおいても、そのストイックさがおそらく話題になるであろうモデルがこの「ジャズマスター デイデイト」である。白の文字盤にゴールドのシャープなくさび型インデックス、そしてダイヤル上部に配された大きめのデイ表示が、ひと際クラシックな味わいを醸し出す。写真のほかにSSブレスレットでブラックダイヤルとシルバーダイヤル、ブラックカーフベルトでブラックダイヤルとシルバーダイヤルを展開予定。自動巻き、SSケース、ケース径40ミリ、ブラウンカーフストラップ。予価7万7700円（2012年4月発売予定）。

「カーキ ネイビー パイオニア 限定モデル」
米海軍のマリンクロノメーターを復刻

1940年代にアメリカ海軍の要請で開発された「マリンクロノメーター」。ハミルトン製品の圧倒的な精度の高さを知らしめ、その後多くの軍用時計を手がけるきっかけとなった時計である。その伝説のモデルが、ブランド誕生120周年を記念して蘇った。ウッドボックスにセットされた卓上時計にして、ケース部分を取り外して付属のレザーストラップをつければ腕時計として楽しむこともできる。視認性の高いローマ数字インデックスに、ブルースチールの指針――実用性の追求から生まれた美しさをぜひその目で確かめていただきたい。ハミルトンの創業年に由来する、世界限定1892本で発売される予定だ。手巻き、SSケース、ケース径46.5ミリ、ブラウンカーフストラップ、専用ウッドボックス付属。予価27万5100円（2012年12月発売予定）。