シルバースヌーピーアワード受賞45周年を豪華ゲストと祝う｜OMEGA

OMEGA｜オメガ

シルバースヌーピーアワード受賞45周年を豪華ゲストと祝う

1970年10月5日、オメガはNASAから「シルバースヌーピーアワード」を授与された。NASAの宇宙ミッションにおいて、安全という観点から貢献した者に与えられる同アワードの45週年を2015年10月5日に迎えた。それを記念して、200人を超す招待者とともに、「スピードマスター」の歴史を祝福するイベントを東京で開催した。

Text by KAWADA Akinori

アポロ13号のジェームズ・ラベル船長も来日

「シルバースヌーピーアワード」とは、NASAが宇宙開発計画やそのミッションにおいて、とくに安全の観点から功績のあった人々に授与する賞である。受賞者には、宇宙服姿で宇宙遊泳をするスヌーピーのバッチが与えられるが、実はオメガも受賞している。

人類初の月面着陸に帯同したムーンウォッチ「スピードマスタープロフェッショナル」が、アポロ13号の爆発・停電事故による危機に際して、帰還の鍵を握る14秒の噴射時間を正確に計測し、乗員をすくったことにより、1970年10⽉5⽇に、NASAより栄誉ある「シルバースヌーピーアワード」を授与されたのだ。

それから、ちょうど45年を迎えた2015年10⽉5⽇の夜、東京・羽田空港の格納庫にて、こうした栄えある歴史に彩られた「スピードマスター」の歴史を祝福する、セレブレーション・イベントが、200人を超す豪華なゲストを招待して開催された。漫画家の松本零士氏、競泳選手の入江陵介氏や星奈津美氏、SNSファウンダーの堀江貴文氏、作家の平野啓一郎・モデルの春香夫妻など、各界の著名人が招かれ、会場は大変に華やいでいた。

このイベントのメインとなったのは、トークセッションだ。壇上には、歴史的なアポロ13号を危機から救った船⻑、ジェームズ・ラベル⽒が登場。時計コレクターであることをこの日開かした俳優の江⼝洋介⽒、さらに日本人宇宙⾶⾏⼠・⼭崎直⼦⽒とともに時計や宇宙ミッションについてのトークに花を咲かせた。

特に山崎氏の「宇宙に行った後で、あらためて地球の美しさに気が付きました」という言葉を受けて、ラベル氏の「死んだら天国に行きたい、というけれど、本当は私たちが生まれた地球こそが天国なのですよ」という言葉に参加者たちは大きな感銘を受けていた。

スピードマスター
ダークサイドオブザムーン“ヴィンテージブラック”
ケース｜セラミック
直径｜44.25mm
ムーブメント｜自動巻き（Cal.9300）
機能｜クロノグラフ（60分積算計、12時間積算計）
ストラップ｜カーフ
防水｜50ｍ
価格｜136万800円

スピードマスター
アポロ13号 45周年記念スヌーピーアワード
ケース｜ステンレススチール＋ブラックセラミックベゼル
直径｜42mm
ムーブメント｜手巻き（Cal.1861）
機能｜クロノグラフ（30分積算計、12時間積算計）
ストラップ｜コーデットナイロン
防水｜50ｍ
限定数｜世界限定1970本
価格｜76万6800円