アナログ針のスマートウォッチ

同じグループであるフレデリック・コンスタントとともに、スマホ連携モデル「オルロジカル スマートウォッチ」をリリースしたアルピナ。

ムーブメントはフレデリック・コンスタントと同じく、クォーツのCal.FC-285を搭載。MMT社が提供する連携システム“Motion X”を採用しており、身体の活動や睡眠に関しての情報を時計が感知し、スマホにインストールしたアプリと連携して、活動・睡眠の状態を、グラフィカルに表示し、健康的な毎日を管理できる機能を装備している。

ケースは力強いラインで構成され、針やインデックスのスタイルも夜光を厚く盛り、視認性を意識した作り。伝統的な「アルピナー４」のように全体的にスポーツウォッチに強い同社らしいデザインにまとまっている。スマートフォンを所有する人に向けた新たなスポーツウォッチの誕生だ。

オルロジカル スマートウォッチ
ケース｜ステンレススチール

サイズ｜44mm

ムーブメント｜クォーツ（Cal.FC-285）

機能｜MotionX®テクノロジー（スマホと連携したMotionX®アクティビティトラッキング、Sleeptracker®スリープモニタリング、スリープ サイクル アラーム、ゲット アクティブ アラート、アダプティブ コーチイングなど）、時刻補正機能、指針式日付表示＆指針式月齢表示（6時位置に同軸配置）

ストラップ｜レザー

防水｜10気圧

発売時期｜8月予定

予価｜16万2000円

ALPINA｜アルピナ

スマートウォッチと自社初のフライバッククロノを発表

次世代の時計作りを目指す（2）

アルピナ初の自社製クロノグラフムーブメント搭載

アルピナは、130年にわたる伝統のある名門メーカーであり、1938年に、防水・耐磁・耐震・ステンレスケースの4つの条件を揃えた腕時計「アルピナー4」を開発し、現在も自社ムーブメントを擁する実力派ブランドとして知られる。

その象徴的モデルである「アルピナー4」に、クロノグラフでは自社初となる自動巻きCal.AL760を搭載した。クロノグラフ・ムーブメントの開発・製造は、非常に難易度が高いのだが、それを今回、自動巻きモデルで自社化を実現した。

しかも、クロノグラフ計測中にリセットボタンを押せば、直ちにクロノグラフ針がゼロ位置に戻り、すぐに計測を再開するフライバック機能を備えている。自動車や飛行機の操縦中に、時間計測をする際に便利な機能だ。

操作の要には高品位のコラムホイールを、動力の伝達には手堅い振動ピニオン方式を採用することで、信頼性の高いモデルに仕上がっている。

アルピナー4 マニュファクチュール フライバック クロノ
ケース｜ステンレススチール

直径｜44mm

ムーブメント｜自動巻き（Cal.AL760）

機能｜クロノグラフ（30分積算計、12時間積算計、計測中にクロノグラフ針をゼロに戻せるフライバック機能）、日付表示

ストラップ｜アリゲーター

防水｜10気圧

発売時期｜2015年秋予定

予価｜68万400円

視認性を追求したクォーツクロノグラフ

アルピナは、ミリタリーウォッチやパイロットウォッチの製造経験が深く、この時計も1970年代のパイロットウォッチにインスパイアされたデザインである。

ベゼルを薄くすることで、文字盤とインダイヤルが大きくデザインされている。配色も見やすさに配慮、ブラックの文字盤に浮かび上がるようにインダイヤルがシルバーで仕上げられている。

日付表示には、1の位と10の位を別々のディスクによって示すビッグデイト方式を採用。徹底して視認性に注力した航空系クロノグラフであり、ミリタリー調のグリーンのレザーベルトにより雰囲気も申し分ない。

スタータイマー パイロット クロノグラフ ビッグデイト
ケース｜ステンレススチール

直径｜44mm

ムーブメント｜クォーツ

機能｜クロノグラフ（1/10秒計、30分積算計）、日付表示（２枚のディスクを使用するビッグデイト）

ストラップ｜レザー

防水｜10気圧

発売時期｜2015年秋予定

予価｜14万400円

GMインターナショナル
Tel.03-5828-9080

http://alpinawatch.jp