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2019年11月21日
日本酒の奥深さに触れる特別な滞在|HOSHINOYA Tokyo
HOSHINOYA Tokyo|星のや東京
江戸東京の日本酒を味わい尽くす。星のや東京で1泊2日の滞在プログラム「東京・SAKE滞在」
都心にある日本旅館「星のや東京」が2019年12月1日(日)から、江戸東京の日本酒の幅広い魅力を味わい尽くす1泊2日の滞在プログラム「東京・SAKE滞在」をスタート。2020年2月29日(土)まで、日本酒の味わい深さや隠れた魅力を、体験を通して提供する。
Text by YANAKA Tomomi
料理長考案の日本酒を出汁に使ったあんこう鍋など、日本酒を存分に楽しむ
かつて江戸の街で人々が生活に取り入れていた日本酒の活用方法をもとに、現代に合わせた新たな日本酒の楽しみ方を提案するプランが星のや東京から登場した。
今回使用されるのは、東京最古の酒舗「豊島屋本店」の日本酒。江戸幕府の開府以前から約400年続く豊島屋本店はかつて、星のや東京が建つ大手町近くの鎌倉河岸で、もち米と米麹をみりんで仕込んだ「白酒(しろざけ)」を醸造し、販売していたという。
また、店の一角で日本酒に合うおつまみの提供を始めたことから居酒屋の原点とも言われているとか。豊島屋本店は現在でも、東村山市の酒蔵で井戸から湧く仕込み水を用いて40種類以上もの江戸東京の地酒を醸している。
プログラムでは日本酒のウェルカムドリンクからはじまり、客室で愉しむ日本酒風呂、利き酒講座、そして夕食にも日本酒を提供。朝食でも酒粕やみりんなど、日本酒にちなんだ食材を使用する。特に食事は、星のや東京の料理長、浜田統之氏が今回のために考案した。
夕食には、魚の味を知り尽くした浜田氏が冬に旬を迎えるアンコウをはじめとした魚貝や野菜を中心に、日本酒を使った出汁で仕立てる滋味深い鍋料理が登場。素材の旨味が溶け出した出汁の風味や、アンコウの肝を使った特製のつけだれに合わせた日本酒も提供される。
翌朝は酒粕で漬けた魚をメインに都内の酒造で唯一、豊島屋本店が製造を行っているこだわりのみりんを使用したデザートを添えた、身体にもやさしい特別朝食が提供される。
さらに滞在中には、日本酒に魅せられ世界利酒師コンクール3位に入賞した実績を持つロシア人利酒師ブーラフ・ドミトリー氏による日本酒の利き酒講座を開催。これまでの日本酒の概念にとらわれない独自の感性で日本酒の新たな楽しみ方を提案するドミトリー氏が日本酒の起源や醸造方法といった基礎知識や時代とともに進化を続ける日本酒の多様な魅力について伝えてくれる。
講座の後半では豊島屋本店の日本酒数種類を用意し、利き酒の仕方や温度の違いによる味わいの変化も紹介される。
日本酒そのものの味わい深さや東京の地酒が持つ隠れた魅力を堪能できる「東京・SAKE滞在」。日本酒の奥深さに触れるまたとない機会だ。
東京・SAKE滞在
期間|2019年12月1日(日)~2020年2月29日(土)
内容|ウエルカムドリンク、日本酒風呂、日本酒利き酒講座、夕食(あんこう鍋・日本酒)、特別朝食
定員|1日1組1~2名
対象|星のや東京宿泊者
価格|1名6万8000円、2名8万円(税サ別、宿泊料別)
期間|2019年12月1日(日)~2020年2月29日(土)
内容|ウエルカムドリンク、日本酒風呂、日本酒利き酒講座、夕食(あんこう鍋・日本酒)、特別朝食
定員|1日1組1~2名
対象|星のや東京宿泊者
価格|1名6万8000円、2名8万円(税サ別、宿泊料別)
問い合わせ先
星のや東京
Tel.0570-073-066(星のや総合予約)
https://hoshinoya.com/