愛する人が、半年後に永遠の旅立ちを選ぼうとしたら――、
あなたはどうしますか？

上映後のアンケートでは97％！が「人に薦めたい」と答え、高い評価を得ている本作。アメリカでは初登場3位、イギリスでは2週連続1位を獲得、ロングランヒットで夏シーズンを乗り越え、イタリアでは大作『ジェイソン・ボーン』を超えるなど……、世界興行収入が2億ドルを超えて大ヒットを巻き起こしている！

この世界興行収入は、日本でも人気の高いラブ・ストーリー『きみに読む物語』、『博士と彼女のセオリー』を超える作品として話題になっている。

原作は、2012年にイギリス人作家ジョジョ・モイーズにより発表され、世界40カ国以上で翻訳、850万部以上の大ベストセラーとなった原題恋愛小説の傑作「ミー・ビフォア・ユー　君と選んだ明日」。

舞台はイギリスの田舎町。主人公は26歳にして失業中、将来の展望が全く見えないルー。そんな彼女を変えたのは、思いがけない恋との出逢いだった。相手はお城を所有する大富豪で、2年前の事故から車椅子生活を送るウィル。彼を介護する6ヶ月間限定の仕事にルーが採用され、はじめは反発し合っていたふたりは、次第に惹かれ合っていく……。しかしウィルは、6か月後に自分の人生にピリオドを打とうとしていたのだった――。

恋におちた相手が、半年後に永遠の旅立ちを選ぼうとしている――そんな映画だと聞けば、なんて悲しい物語だと思うけれど、恋人たちがくれるのは、最高に幸せな気持ち。観終わった後、きっとあなたも多くの人にこの驚きと感激を伝えたくなる。

主人公ルーを演じたのは『ターミネーター：新起動／ジェニシス』、大人気テレビシリーズの「ゲーム・オブ・スローンズ」で世界中の注目を集め、「世界で最も美しい顔」にも選ばれたことがあるエミリア・クラーク。本作ではくるくると変わる表情が印象的なキュートな魅力が全開！ウィル役には日本で大ヒットとなった『あと1センチの恋』で世界中の女性の心を鷲掴みにした、今、日本で最も熱い美形英国俳優のサム・クラフリン。

大きな目で愛嬌たっぷりのルーを演じるエミリア・クラークは「私はジョジョ・モイーズの世界観がとても好きなの。最初は小説、次に脚本を通して私はこの作品に惹かれたのよ。１ページ目から夢中になったわ。こんなにチャーミングで誠実なキャラクターを演じられるなんて、とてもうれしかった。彼女はほんとうの意味ですごくイギリス人らしいの。それにストーリー上でとてもステキな変化を見せてくれるしね」と語った。

ウィル役でクラークと共演するサム・クラフリンも同じようにこの作品に引き込まれた。「文章自体がとても美しかったし、この難しいキャラクターに関わるテーマがとてもうまく描かれており、僕は深く考えさせられた。そこが僕にとって大きな魅力だったよ」と作品を絶賛している。

本作でとりわけ目を惹くのは、お城でも、美しいヨーロッパの島でもなく、ルーというキャラクター。衣装デザイナーのジル・テイラーはルーをこう表現する。「彼女はふざけているわけではなく、ちょっと風変わりなの。服が大好き、色が大好き、そしていろんなものをまとめるのが楽しくてたまらないという個性的な女の子」だと。

風変わりで独創的なファッション・センスの持ち主の主人公のカラフルな服や、靴、ミツバチのタイツなど、ファッションと、イギリス、モ—リシャス、スイス、パリなど美しすぎるロケ地の数々にも注目してほしい。

涙のあとに元気をくれる、2016年 世界で一番ヒットした感動のラブストーリー『世界一キライなあなたに』は10月1日（土）より新宿バルト９、梅田ブルク７ほか全国ロードショーで公開。

『世界一キライなあなたに』
監督：シーア・シェアイック　原作／脚本：ジョジョ・モイーズ　
出演：エミリア・クラーク、サム・クラフリン、ジャネット・マクティア、チャールズ・ダンス、
ブレンダン・コイル　2016年／アメリカ／110分／スコープサイズ／5.1ch／原題：ME BEFORE YOU／
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