ブルガリ ジャパンが東京都の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者に「お弁当」で支援|BVLGARI
LOUNGE / EAT
2020年5月18日

ブルガリ ジャパンが東京都の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者に「お弁当」で支援|BVLGARI

BVLGARI|ブルガリ

栄養・衛生面に配慮した食事を無償提供する「ブルガリ お弁当プロジェクト」開始

ブルガリ ジャパンが企業活動の一環として、自社のホテルズ&リゾーツ部門に属するミシュランの星付きレストラン「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のエグゼクティブシェフであるルカ・ファンティン氏による栄養・衛生面にも配慮した、イタリア料理で彩るお弁当の製造・配送を行なうことを決定。東京都内の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者を対象として、2020年4月22日(水)より無償で提供開始した。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

ブルガリ ジャパンが新型コロナウイルスの撲滅に向けた支援を日本・東京で開始

イタリア・ローマを代表するハイジュエラー、ブルガリは、新型コロナウイルスの撲滅において科学界と医学界への支援を継続してきた。積極的なCSR(企業の社会的責任)活動を実施し、特に国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンへは、パートナシップ締結10年間以上で9000万米ドル(約97億円*2020年4月20日時点1ドル=107 円)もの寄付を行なうなど、慈善活動にも率先的に取り組んできた。
新型コロナウイルス撲滅活動においては、イタリア・国立感染症研究所デル・ヴェッキオ・パビリオンへ最先端の3D顕微鏡を提供する支援を行ない、またブルガリのフレグランス製造に於ける専門知識により、ICR社(Industrie Cosmetiche Riunite S.p.A)とともに消毒剤を用いたハンドジェルを数十万本生産し、イタリア全土の医療施設に配布後、深刻な感染拡大が進むスイスへの医療施設への提供も開始された。

さらにイタリアの病院や医療従事者へ 1200 枚の毛布と 5000 個以上のセルフケア製品を寄付することを発表。市民保護局と連携し、支援物資はイタリア国内で最も影響を受けているロンバル ディア州ベルガモのクレマ市の病院と、長期介護施設へ配布され、何千ものセルフケア製品は、 最前線で人々の命を守るためイタリアに招聘されたキューバの医師代表団への敬意を込めて届けられている。
そして、ブルガリ ジャパンでも企業活動の一環として、自社のホテルズ&リゾーツ部門に属するミシュランの星付きレストラン「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のエグゼクティブシェフであるルカ・ファンティン氏による栄養・衛生面にも配慮した、イタリア料理で彩るお弁当の製造・配送を行なうことを決定。東京都内の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者を対象として、2020年4月22日(水)より無償で提供開始した。
4月23日の様子。左より、ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン エグゼクティブシェフ ルカ・ファンティン氏、ブルガリ ジャパン 代表取締役社長 ウォルター・ボロニーノ氏、国立国際医療研究センター病院 院長 杉山温人氏
この「ブルガリ お弁当プロジェクト」第1回目は、東京都立駒込病院の医療従事者へ提供され、180食のお弁当が届けられた。また、4月23日(木)には、国立国際医療研究センター病院への無償提供が行なわれた。この活動は5月末までで、約1300食が配布される予定だ。
「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のエグゼクティブ シェフ、ルカ・ファンティン氏
今回のメニュー構成から実際の調理を担当した、「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」のエグゼクティブ シェフを務めるルカ・ファンティン氏は「仕事の枠を超え、生命を守る最前線で戦う医療現場の皆様の多大なるご尽力に敬意を表します。この『ブルガリ  お弁当プロジェクト』は、シンプルなイタリアンのメニューですが、私たちが常に大切にしている『季節』を感じて頂けるよう、栄養価も高い旬の食材を中心にメニューを構成しています。医療現場で働かれる多忙な皆さまに、少しでも、見た目と味で春という季節を感じ、心が和むひと時をお届けできればと願っています」とコメントした。
また、ブルガリ グループ CEOを務めるジャン-クリストフ・ババン氏は「この世に生を受けた責任ある市民である私たちは、何十年にも渡り、恩恵をもたらせてくれた地域社会に貢献していかなくてはならないと信じています。ブルガリは、その地域の人々によるブランドへの信頼のおかげで、世界的なラグジュアリーアイコンとしての地位を確立しているに他なりません。日本は、ヨーロッパに続き最初に設立された子会社であり、最もブルガリが愛されている国のひとつです。この活動が、図り知れないプレッシャーの中で邁進される日本の医療従事者の一助になれば幸いです」と述べた。
この提供を受け、東京都立駒込病院の院長 神澤輝実氏は「新型コロナウイルスへの対応には、予断を許さない状況の中、日々医療スタッフが真摯に向き合っております。そのような折、お弁当をご提供いただきましたことは、働く医療スタッフの励みとなり、一同、心より感謝申し上げます。みなさんの温かい気持ちに支えられていることに心から感謝し、大切な命を救うために、感染症指定医療機関として、多くの方のご期待に応えられるよう、これからも努力してまいります。このたびは誠にありがとうございました。これからも一緒に新型コロナウイルスと闘っていきましょう」とコメントを寄せた。
ブルガリ ジャパン代表取締役社長のウォルター・ボロニーノ氏は「私たちは、やがて訪れる終息を信じてともに立ち向かっています。今回の支援は、ひとえに私たちの社会のために日々ご尽力されている医者、看護師、そして研究者の方々へ敬意を表するものです。ブルガリ ジャパンによる支援は、私たちに希望の礎をもたらすべく邁進されておられる医療従事者の方々への当然の行ないです。希望を見失わず今を乗り越え、より強い社会となることを願っています。世界中で人々がより助け合う未来がもたらされることを願っています。今置かれている状況は、決して未来への妨げではなく、光がもたらされる未来への局面であることを願ってやみません」と述べた。
問い合わせ先

ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン
Tel.03-6362-0555
https://www.bulgarihotels.com/ja_JP/tokyo-osaka-restaurants/whats-on

                      
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