NIGO®×TOKYO姉妹 Party talk（1）ほんとうにステキなパーティを語ろう

NIGO®×TOKYO姉妹 Party talk（1）
ほんとうにステキなパーティを語ろう

日本ではファッションブランドのパーティをプロデュースし、海外では大物セレブとともに数々のパーティに参加されているNIGO®さんに、TOKYO姉妹が「TOKYOと海外のファッションとパーティ」についてインタビュー。
NIGO®さんのパーティにかんする本音を聞き出しました。

まとめ＝TOKYO姉妹Photo by Jamandfix

BAPE® 15周年のパーティを開催しました

──NIGO®さんに「TOKYOと海外のファッションやパーティシーンのちがい」にかんして質問したいと思います。NIGO®さんはMTVアワードやマドンナがプロデュースした「Gucci Fifth Avenue」のオープニング、そして、ルイ・ヴィトンのパリブティックのオープニングといった海外の話題のパーティに出席されていますよね？ TOKYOのパーティと海外のそれとの大きなちがいは何だと思いますか？

NIGO®　海外のパーティはおカネのかけ方も集まるメンツも凄いと思います。セレブリティをよべるだけよぶ、そしてみんな来る。しかも、ゲスト全員がパーティを本当に楽しんでいるな、って感じがします。

TOKYO姉妹　おっしゃるとおりかもしれません。みんな、本当にパーティの楽しみ方を知っている、っということを感じますよね。それがパーティを盛り上げるいちばんの要素なのでしょうね。

──TOKYOのパーティシーンで不足しているところは何だと思いますか？

NIGO®　ゲスト？でしょうか。たとえばですが、海外のパーティはMTVなら音楽系、グッチは俳優系といったその趣旨ごとにそれぞれゲストがちがうところが面白いと思います。日本は、パーティ好きな人たちが、どんなパーティにも無差別に行っているように思えます。いつもおなじ顔ぶれになりがちなのではないかな、と。
海外のばあいだと、僕自身がパーティに来ているセレブリティのことをよく知らないから、気にせずにパーティにいられるということもありますけど（笑）。

姉妹　これにかんしても、おっしゃるとおりかも。どんなパーティに行っても、あまりちがいを感じなくなっていますよね。プロデュースの仕方なのか、そこに来ている人なのか……。それは私たちも最近感じていることだし、よく耳にすることでもあります。なにかパーティからの刺激をあまり感じなくなってきたのかも。

──数ヵ月前に、NIGO®さんがテリヤキボーイズのメンバーやファレル・ウィリアムス氏、日本のセレブを招待したプライベートパーティを開催したと聞きました。なぜパーティを開こうと思いましたか？

NIGO®　今年の4月にBAPE®は15周年を迎えたので、お祝いと感謝をこめた食事会とそのあとに小さなパーティを開きました。パーティは宣伝ツールとしても有効だと思いますが、今回は完全にプライベートなパーティにしました。カメラはいれないし、レッドカーペットもありません。食事会はNOBU TOKYOでおこない、国内外から100名のゲストを招待させていただきました。パーティというよりは、デカい食事会という感じでしたね（笑）。

姉妹　このパーティは、とても話題になっていましたよね。きっとNIGO®さんがBAPE®の15周年をお祝いする気もちがゲストの方々にもきちんと伝わったのでしょうね。

「93年」にこだわってシャンパンもチョイス

──そのパーティのポイントは何でしたか？

NIGO®　招待の仕方にはこだわりました。自分で出欠確認したあと、出席できる方だけに招待状を送付しました。だから出席率はよかったですよ。ほぼ全員来てくれました。

姉妹　ご自分で招待されたなんてスゴイですね。みずからゲストの方々全員に出欠の確認をなされるなんて。そのパーティのホストの気もちが招待方法にて伝わりますよね。パーティとは、ということを考えさせられます！

──NIGO®さんがいちばんこだわったポイントは？

NIGO®　今回は、食事会をNOBU TOKYOでおこなったので、オーナーシェフであるノブさんにお越しいただけるようお願いしました。そういうのって、やっぱり盛り上がりますよね。あとは、とにかくみんなに飲ませたかった（笑）。お酒はパーティにぜったいに欠かせないでしょ？ BAPE®が93年にオープンしたということで、ドン・ペリニヨンと、ムートン、ディケムもすべておなじ93年ものでそろえました。