IN ニューヨーク！

今回の観劇本数は日曜・月曜・火曜・水曜・水曜・木曜と6本。金曜にニューヨークを発って、土曜に帰国。翌日曜日からはもう仕事（笑）。こんなハードスケジュールでも、今年のニューヨークは大満足！　ブロードウェイ演目も豊作で、トニー賞直後ということもあり、活気に溢れていました。チケットも入手困難。大枚はたきましたよ……（泣）。

7月10日（日）は『Anything Goes』を。リバイバルミュージカルだけど、なんといってもこの作品で2度目のトニー賞主演女優賞に輝いたサットン・フォスターの美しい容姿、迫力ある歌声、乱れない息、そして圧巻!!　のドヤ顔（笑）。その昔、大地真央さん主演の東宝ミュージカルに私も出演したことがあり、とても思い出深い作品です。

7月11日（月）『PRISCILLA』は、月曜日はほとんどが休演のため、オン・ブロードウェイではこの作品しかやっていなかったので必然的に。全体の衣装もすばらしく、さらに子役がベリーキュート！　最高に泣けました。

ホテル『SOFITEL』

『HOW TO SUCCEED』

『CATCH ME IF YOU CAN』

7月12日はホテル『SOFITEL』でランチ。ちょっと前にIMFのトップ ドミニク・ストラスカーン氏がお泊りして問題になった例のあのホテルです（笑）。その後『HOW TO SUCCEED』を観賞。人気のダニエル・ラドクリフくんは、歌もダンスも抜群で驚きました。芝居はもちろん達者だし、茶目っ気たっぷり！　みんな『ハリーポッター』シリーズを観ているので、客席全体が親心をもって見守っているような雰囲気でした（笑）。

今回、私のイチ押し作品です！

7月13日（水）に足を運んだ『War House』は、今回観たなかで唯一のストレートプレイ。言葉はチンプンカンプン。でも観たかったのです。イギリス発のこの作品は、今年のトニー賞5部門受賞です。英国らしく、じつに美しい。おなじ日に『CATCH ME IF YOU CAN』も観劇。トニー賞2度目の主演男優賞に輝いたノーバート・リオ・バッツがもうすてきすぎます。マチネ公演でしたが、エンジン全開で魅せてくれました。今回、私のイチ押し作品です。

『War House』

『THE BOOK of Mormon』

7月14日（木）、最終日は『THE BOOK of Mormon』へ。今回の目玉ともいうべき作品です。トニー賞では作品賞はじめ、9冠に輝いたミュージカルです。チケットは『War House』同様、入手に苦労しました。芝居は底抜けに楽しく、歌がすばらしく、観終わってスカッとした気分になりました。

あっというまにオフは終わり。今年ばかりは豊作すぎてまだまだ観足りない感じ。今すぐにも旅立ちたいくらいです！　今年も幼なじみのちょっぴり大きくなった（太った）三ツ矢雄二さんと一緒に仲良く旅することができました。寝て、観て、観て、寝て。相変わらずのニューヨークですが、また行けるようにお仕事頑張ろう！　という想いを胸に16日に帰国しました。リフレッシュ、リラックス、リセット！　できました!!

──次回「慌ただしくも充実した、夏を振り返る その3」は次週10月19日（水）公開予定。乞うご期待！