松浦俊夫｜from TOKYO MOON 2月13日 ON AIR バレンタインデイということで……

松浦俊夫｜from TOKYO MOON 2月13日 ON AIR

クールなナンバーからロマンティックな楽曲まで、

流れる季節を音楽が彩る

日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、大人たちの至福のとき。そんな豊かな時間をお届けするのは、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激する大人のためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週オンエアされたばかりのプログラムをお届けします。今週は1960年代のクールなナンバーにはじまり、quasimode（クオシモード）による美しいワルツ、そして最後はバレンタインデイということで、ロマンティックな楽曲をお送りしました。

Text by MATSUURA Toshio

バレンタインデイということで……

厳しい寒さがつづいた今年の冬。私は自宅前の桜のつぼみが色づいていくのを眺めては春の訪れを待ち焦がれる毎日を送っています。さて、今回はJohnny Lytle（ジョニー・ライトル）、Blue Mitchell（ブルー・ミッチェル）らの1960年代のクールなナンバーでスタート。つい先日再発されたばかりのデトロイト出身のキーボーディスト Johnny Griffith（ジョニー・グリフィス）の74年の貴重盤のエネルギッシュなモーダルナンバー、日本からはクラブジャズバンド quasimode（クオシモード）が畠山美由紀をヴォーカルに迎えた美しいワルツ、そしてバレンタインということでブラジリアンやフレンチのロマンティックな楽曲をお届けしました。

Blue Mitchell

Sergio Ricardo

The Knut Kiesewetter Train

Johnny Griffith

Johnny Lytle

REVIEW｜TRACK LIST
01. Johnny Lytle / The loop (Tuba)
02. Blue Mitchell / Monkin' Around (Blue Note)
03. The Knut Kiesewetter Train / Whisper Not (MPS)
04. Johnny Griffith / Theme For Sister Salvation (P-Vine)
05. quasimode / ワルツが聴こえて (EMI)
06. Sergio Ricardo / Flicts (RCA Victor)
07. Sahib Shihab / Little French Girl (澤野工房)
08. Henri Salvador / J'aimerais Tellement CA (Universal Music)