伊藤嶺花 × 清川あさみ|スピリチュアル対談 Vol.10(後編)
Lounge
2015年4月16日

伊藤嶺花 × 清川あさみ|スピリチュアル対談 Vol.10(後編)

スピリチュアル対談 Vol.10|清川あさみ

伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像

「自由自在に光を操り“美”を創りつづける魔女」(後編)

さまざまなステージで活躍するクリエイターをゲストに迎え、スピリチュアル ヒーラーの伊藤嶺花さんが、ひとが発するエネルギーを読み解くリーディングと複数の占星術を組み合わせ、クリエイターの創造力の源を鑑定。現世に直結する過去生や、秘められた可能性を解き明かし、普段は作品の陰に隠れがちでなかなか表に出ることのない、クリエイター“自身”の魅力に迫ります。

文=オウプナーズ写真=鈴木健太

第10回目のゲストは、アーティストの清川あさみさん。衣装やアートワークを手がけた写真集『美女採集』や、『人魚姫』『銀河鉄道の夜』など不朽の名作をモチーフにした絵本では、リアルとファンタジーが混在した独特の世界を表現。前編では、10月に発売となった作品集『ASAMI KIYOKAWA - 5 Stitch Stories』を手に、御自身のクリエイションについて語っていただき、なんと前世が魔女であることが判明。じつは伊藤さんも、御自身の前世は魔女……魔女対談は、さらに盛り上がります。

ひとつだった魂がふたつに分かれたツインソウルの関係

清川 じつは以前、うちの旦那(nendoの佐藤オオキさん)が視ていただいたときに、家に帰ってきてから「絶対に視てもらったほうがいいよ!」ってすごい薦められたんです。鑑定書もすごい当たっていて。なので今日、すごく楽しみだったんです。

伊藤 じつは今日、終わってからお渡しするつもりだった鑑定書にも書いてあるんですけど……。わたしもこんな夫婦がいるんだ! っていうくらい衝撃だったんですけど、じつは、あさみさんと佐藤さんって、ツインソウルなんです。

清川 ツインソウル?

伊藤 もともとひとつだった魂がふたつに分かれて、今生で出会ってるんです。

清川 ええぇぇぇぇぇー!

伊藤 だからおふたりともまったくおなじエネルギーなんです。生まれてからいままでのご家族だったりご両親だったり、育った背景はちがいますからそれぞれのパーソナル、細かなちがいはありますが、ふたりでひとつ。

清川 ええぇぇぇぇー!

伊藤嶺花|いとうれいか|清川あさみ|アーティスト|スピリチュアル対談 Vol.10(後編)

清川あさみさん

伊藤 ではなぜ今回、肉体をふたつもって生まれてきたのかといいますと、こういう大きな世界観で生きているひとですので、本当に宇宙と繋がって生きている状態なんですね。つまり、大きな流れのなかで自分は生かされている、そのなかで自分には何ができるかっていうのをあさみさんの得意とするアプローチで発信したいっていう想いが強いんです。佐藤さんもおなじで、伝えたいことが大きな世界なので、とにかくいろんなアプローチじゃないと世のなかに対して響かないと思ってるんですよ。それで、あれもこれもやりたいってなってしまうと肉体ひとつじゃ足りないんです。だからふたりなんです。男女であることにも意味があって、女性のやり方、男性のやり方で発信していけるってことなんです。

清川 すごい。でもそうかも、どこかバランスが似ています。

スピリチュアル対談 Vol.10|清川あさみ

伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像

「自由自在に光を操り“美”を創りつづける魔女」(後編)

強い念をもって、欲しいものを引き寄せる

伊藤 佐藤さんはご自身だと思った方がいいです(笑)。こんな夫婦がいるんだってくらい、視たら完全にひとりだったんですよ。

清川 つくってるものは真っ白とカラフルなのに……不思議。

伊藤 そっくりな合わせ鏡になってしまうので分かりすぎてイラッとすることもあると思うんですけど、感じかたはおなじなはずです。片割れをお互いに探し続けて出会っているわけですから幸せですよ。

清川 そうですね、幸せです。似てるところも多くて。

伊藤 男女というよりも、大親友みたいな感覚だと思います。大きな想像力をそのまま、世のなかの手段をすべて使って表現していくと思います。一緒に何かすればいいのにって思いますけどね。

伊藤嶺花|いとうれいか|清川あさみ|アーティスト|スピリチュアル対談 Vol.10(後編)

作品集 『ASAMI KIYOKAWA - 5 Stitch Stories』 のなかの一部

清川 ときどきやってるんですけど、まだ一体感がないというか。ぶつかったりはしないんですけど、作風がちがいすぎるので。でも、奥にあるものはおなじだな……今まで認めたくなかったんですけど、今日から認めます。

伊藤 あははは! でもアート表現というか、なにかをすることに対してのスピードとかはあさみさんの方が速いですよね。

清川 私のスピードはヤバいですよ。作業時間なんてひとに言えないくらい(笑)。

伊藤 自分が追いつかなくなるくらい、わからなくなるくらい速いですよね。イメージが頭のなかにできていて、あとは作業ですからね。どんどん速くなりますよ。

清川 これ以上ですか!? 打ち合わせもあっという間に終わるんですよ。でも、大作をつくるときってだいたいカラダ壊すんです。

伊藤 私も昔、会社務めしているときそうでした。一気に情報が入ってきて、処理できなくてパーンって飛ぶんですよね(笑)。それで意識を失ってしまって救急車。自我がなかなかついていかないんでしょうね。

清川 その気持ちすごく分かります。19歳くらいのときに、この仕事で右も左も分からなくて、とりあえず売り込みに行けって言われたんですけど、それがまったく性に合わなくて。

伊藤 それでいいと思いますよ。自分から向かったらパンクしますよ。

清川 そうなんです。

伊藤 そのかわり、引き寄せるチカラをもっていますから。

清川 そう、来た仕事を受けるっていうやり方にして、会いたいひとがいたら「このひとに会いたい」と言うようにしています。

伊藤 こうしたいなって思ったら、そういう話が来ますから大丈夫です。3次元的な言い方をすると、念が強いんですよ。念って意思ですからね。

清川 そうなんですねー。

伊藤嶺花|いとうれいか|清川あさみ|アーティスト|スピリチュアル対談 Vol.10(後編)

伊藤嶺花さん

スピリチュアル対談 Vol.10|清川あさみ

伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像

「自由自在に光を操り“美”を創りつづける魔女」(後編)

自信をもてば誰だって奇麗なんだって伝えたい

伊藤 そういう意味で魔女なんです。昔の時代の魔女って、政治を脅かす存在として、魔女狩りだったりとかで殺されたりとか、ひとりの人間として生きることを許されていなくて、不幸な経験をしてるんです。だからこそ、いまの平和な時代、平和な国で、階級もなく対等に、まずは自己表現ができるわけじゃないですか。自己表現をして、それを喜んでくれるひとがいて、嬉しくてもっともっとって、どんどん広がっていきますよ。

清川 そうなんですねー。

伊藤 だから今回は自分の人生を生きるっていうのも課題ですよ。ひととのふれあいとか、人間同士の価値観とか、自分を成長させるために臆せずどんどん出て行くといいと思います。なぜ女性に興味があるのかも、少し前まで女性が職業をもつことは認められていなかったわけじゃないですか、でもこんなことができるんだよっていうのを、将来を担っていく世代に伝えたいんだと思います。やり方も、ネガティブからポジティブに突き上げるんじゃなくて、別の場所から光をあてる。

清川 深いですねー。面白い。じつは、女性に対してもそうなんです。自信をもてば誰だって奇麗なんだって、奇麗にさせたくて。

伊藤嶺花|いとうれいか|清川あさみ|アーティスト|スピリチュアル対談 Vol.10(後編)

伊藤嶺花さん

伊藤 人間ってエネルギーなので、まさに外は着ぐるみなんです。心が晴れやかで、自分を楽しんで、前向きに生きれば、オーラが輝いてきますよ。それが内面から発する気ってことですよね。あさみさんはその気を感じ取っていますから、だから装飾したくなるんでしょうね。

清川 そう! 『美女採集』も本当はそこからはじまってるんです。

伊藤 みんなが仲良くて、楽しくて、平和な世の中、ひとの愛をうけて泣いていたひとも立ち上がれる、そんな世の中になったらいいなって想いから、自分ができることはなんでもやりたいっていう気持ちで、そのために自分は何ができるかとう思いで動いてるのだと思います。

伊藤嶺花|いとうれいか|清川あさみ|アーティスト|スピリチュアル対談 Vol.10(後編)

清川 すごいいいひとっぽいですね(笑)。じつは来年大きな個展があるんですけど、いまちょうど電池切れの状態で。来年までどうテンションを繋いでいこうかなって思っていたところの今日だったんです。すごい全部が繋がった! 本当にありがとうございました。

           
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