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2014年12月11日

連載｜気仙沼便り｜12月「最新マグロはえ縄漁船・第十八昭福丸に乗る」 ギャラリー

今回のはえ縄漁船乗船体験を英断した臼福本店社長・臼井壯太朗氏。乗船しながら日本の漁業の現状、気仙沼の復興について思いを語ってくれた
エンジンルームなど真新しい「第十八昭福丸」の心臓部も見せてもらった
およそ1時間の乗船は気仙沼湾の入り口まで進んだ。風は冷たいがおだやかな水平線を見ながら4年前に思いをはせた
船頭の部屋の奥に鎮座する神棚。航海と大漁を日々、祈る
大船頭の前川渡さん。温和な表情ながら誰からも尊敬される気仙沼を海の男。翌日は渡辺謙さんとの対談に登壇
ゆっくりと岸壁を離れ、出航
地元の子供たちの「食育」プロジェクトにも積極的にかかわる臼井社長。リスクも承知でバネとして前に進もうとする姿勢に共感
女性厳禁の漁船のデッキも、この日は和気あいあいと笑顔が飛び交う。気仙沼の女性たちも父親や夫の働く現場ははじめてという人も
震災時も奇跡的に被害が少なかった気仙沼港。そのためいち早く再開された。それを支えたのが獲った魚を気仙沼に水揚げをした全国の漁船だ
気仙沼港の後ろには津波回避のかさ上げで整地された空間が広がる。漁を継続しながら街の復興を進めていくことのむずかしさを痛感した
純白がまぶしい「大十八昭福丸」。コストは増すがあえて地元・気仙沼の造船会社に依頼。最新設備の快適性と安全性を持つ
気仙沼の漁船としてはおよそ20年ぶりの新造船に地元の期待は高い
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