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BMW iという事件｜BMW ギャラリー

BMW iの車輌組み立てをおこなうドイツ・ライプツィヒの工場。敷地内には4基の風力発電機を設置し、生産用の全電力をカバーしている
BMW初の量産電気自動車として登場したコンパクトカー「BMW i3」
ピュアスポーツと呼ぶにふさわしいスペックをそなえたプラグインハイブリッドスポーツカー「BMW i8」
接続可能なモビリティに向けて、2011年の2月、BMW iというBMWのあたらしいブランドが誕生した
広島県の三菱レイヨンで生産される、「i3」や「i8」に使用されるカーボンファイバーの原料（PANプレカーサー）
アメリカのモーゼスレイクにあるBMWとの合弁企業SGL ACF社では、炭素繊維への加工がおこなわれている。この工場での生産エネルギーはすべて再生可能なエネルギーの水力発電で供給されており、CO2を一切排出すことがない
PANプレカーサーから、加工化され出来上がった炭素繊維（カーボンファイバー）
SGL ACF社の第2の拠点であるドイツ、ヴァカースドルフ・イノベーション・パークでは、モーゼスレイク（アメリカ）で生産された炭素繊維の束を、軽量の炭素繊維生地に加工する
炭素繊維は、繊維の向きに沿った方向の耐摩耗性が高いという性質があるため、負荷が作用する向きに合わせてCFRP部品の強度を高めることができる。そのため、CFRP部品として加工する場合は、繊維が負荷のかかる方向を向くように、重ねて並べた「スタック」にしたあと、さまざまなラインを経て所定の形状に切り出される
ヴァカースドルフ・イノベーション・パークでおこなわれる、スタックの加工
予備形成された炭素繊維のスタック
予備形成された炭素繊維のスタック。。ヴァカースドルフから送られてきた断裁済みのスタックは、ランツフートとライプツィヒの生産施設において、CFRP製のボディコンポーネントに変わる
完成したCFRP製のボディコンポーネント
予備形成された炭素繊維のスタックは、RTM（レジン トランスファー モールディング）法によって繊維と樹脂が結合。世界ではじめて、自動化による大型CFRP製複合コンポーネントの量産に成功した
プレスラインから届けられるCFRP部品は、ライプツィヒのあたらいボディ製造施設で接合される
オーガニックな雰囲気で包まれているi3のインテリア。バングラデッシュのモンスーン期に急速に成長するケナフという植物から作ったカーペットでダッシュボードの上面を覆うなど、ひと目見ただけで「このクルマはきっと環境に優しいにちがいない」という雰囲気を漂わせている
ダッシュボードの上面を覆う材質には、バングラデッシュのモンスーン期に急速に成長するケナフという植物が使われている
リサイクル炭素繊維は、ルーフや室内の一部パーツとしてもしようされる
炭素繊維でつくられたライフモジュール（上）と、アルミニウムでつくられたドライブモジュール（下）を結合する様子
最終検査後、全世界のユーザーの元へと届けられる
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