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新型BMW X5に試乗｜BMW ギャラリー

BMWが提唱するSAV、すなわち”スポーツ アクティビティ ビークル”の先駆けである「X5」が、第三世代のモデルへと進化を遂げた
全般には”キープコンセプト”の雰囲気が強いのが新型のエクステリアデザイン
従来型に比べてややモダーンな印象を強めたインテリアのデザイン。ラグビーボールの断面のような、”両細り”形状のダッシュボードを用いるのは従来型の場合と同様だ
トランスミッションは、トルコン式8段オートマチックを採用する
センターパネル上部には、流行のタブレット端末を立て掛けたような大型のディスプレイがレイアウトされる
リアアクスルには、メカニカル・トルクベクタリング・システムを搭載。コーナーリング中、外側の駆動輪へのトルクを大きく、内側の駆動輪へのトルクを小さく配分することで、積極的に曲がりやすくし（アンダーステアの抑制）、またいっぽうで、逆の制御をおこなうことで、曲がりすぎ（オーバーステア）を抑制する
オプションでバング＆オルフセンのオーディオも選択が可能だ
新型X5のトランク容量は、シートを倒すことで最大1,870リットルを確保する
4.4リッターのツインターボ付きV8ガソリンユニットを搭載した「xDrive50i」。最高出力330kW（450ps）/ 5,500 rpm、最大トルク650Nm / 2,000-4,500 rpmを発揮する
ノーズの長さをアピールするために逆スラント気味のグリルを採用し、”縦長のシルエット”による伸びやかさをより強調した新型X5
新型X5は、キドニーグリルやエアインテークを幅広化して、ワイド感も高めている
リアビューでは、やや細身になって”L字型”の印象を強めたテールランプが新型の大きな特徴点
フロントフェンダーアーチの上部からドア アウターハンドル上を経由し、リアのコンビネーションランプへと続くキャラクターラインは従来型から受け継いだアイデンティティ
デザイン面で特にリファインをしたい部分はなかったのか？　とデザイナー陣に問うてみると、そこで得られたのは「よりエレガントな雰囲気を演じたかった」という回答だった
”Xシリーズ”を牽引する役割を担うX5のあたらしいルックス
「xDrive 30d」に搭載されるエンジンは、2,993cc 直列6気筒のディーゼル ターボ。最高出力 190kW（258ps）/ 4,000 rpm、最大トルク560Nm / 1,500-3,000 rpmを発揮する
「xDrive50i」と「xDrive30d」、ふたつのX5をカナダで試乗した河村康彦氏
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