3つのスペースで先鋭的な世界観を披露

4月3日（水）の展覧会オープン日の前日、2日（火）におこなわれたレセプションパーティでは、モデルで歌手の土屋アンナさんや日本画家の松井冬子さん、アーティストの清川あさみさん、歌舞伎役者の中村獅童さん、バレエダンサーの宮尾俊太郎さん、モデルのTaoさんらをはじめ、各界で活躍する約300人のゲストが来場。フェンディならではのラグジュアリーな世界と、歴史に裏打ちされたクリエイションに酔いしれた。

左から 土屋アンナさん、松井冬子さん、中村獅童さん

イタリア国内外で活躍する美術史家であり、評論家のエマニュエラ・ノビーレ・ミーノが監修を手がけ、世界に先駆けて日本で公開された「フェンディ もうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡」。会場は大きく3つのスペースで構成される。

第1の部屋は1960年代半ばから今日に至るまでのさまざまな進化の過程を見る、視覚と触覚で体験するイントロ室。次に70年代から今年にかけて製作されたアイコンバッグ「バゲット」「ピーカブー」、代表的なファー24点とスケッチなどのアーカイブが並ぶ展示室が現れる。そしてフェンディの職人が実際にデモンストレーションをおこない、展示されているウェアの創作、制作の舞台裏の魔法を見ることができる、ファー工房からなっている。

「フェンディ もうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡」は4月29日（月・祝）まで開催。フェンディのフィロソフィを五感で味わう特別な空間にぜひ足を踏み入れてみたい。

FENDI-UN ART AUTRE another kinder of Art, Creation and Innovation in Craftsmanship
～フェンディ もうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡
会期｜4月3日（水）～29日（月・祝）　※月曜休館（ただし4月29日は開館）
時間｜10:00～17:00
観覧料｜一般1200円、高校・大学生700円　中学生以下は無料
会場｜東京藝術大学美術館 展示室3・4
東京都台東区上野公園12-8
Tel. 03-5777-8600（ハローダイヤル）

フェンディ ジャパン
Tel. 03-5414-6762