alain mikli｜2014年新作コレクションがラインナップ

alain mikli｜アランミクリ

“挑発”的なデザインをアピールする2014年新作コレクションがラインナップ

独創的なスペシャルプロジェクトに注目

アイウェアブランド「alain mikli（アランミクリ）」による新作コレクションは、あたらしい“挑発” ── 機能性と審美性を維持しながら、自分自身のテイストやオリジナリティ、雰囲気を通じて自分自身を再びつくりあげることのできるデザインがラインナップ。「IMANY（イマニー）」、「LE NEZ.（ルネ）」、「“B”（ビー）」は、アランミクリブティックと、一部の正規販売代理店での販売。IMANYは発売中で、“B”は11月に、LE NEZ.は12月に発売される。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

アランミクリの特徴的な要素が、すべてのモデルに存在する

着用者のスタイルや顔を、あらたに作りかえるマスクのような存在感をもつアランミクリのユニークなメガネ。このブランドはデザインで語られることが多いが、独自のAMFLEX（バネヒンジ）や、より多くの鼻の形にフィットするようにデザインされたノーズパッド、軽量のフレーム、優れたウェイト配分をつくりだすパドル・テンプルなど、機能性やディテールも追求している。

今回の新作コレクションでは、モデルとして活躍した後にシンガーとしてデビューし、フォーク、ソウルと詩の世界を融合させるイマニーの才能をインスピレーション源としたイマニーが秀逸。鮮やかな色使い、情熱的なコントラスト、ターバン、そしてアフリカのファブリックにインスパイアされ、「lunette-foulard’（三日月形のフーラード）」と名付けられたモデルと、長方形フレームのモデルを展開する。

「lunette-foulard’（三日月形のフーラード）」は、取り外し可能なアフリカンワックスプリントのスカーフが、オーバルシェイプのフレームのテンプルを飾る。長方形フレームモデルは、アフリカンファブリックでフレームトップをデコレーション。ともにスカーフは14色を展開する。また、付属のケースは、フレームにあわせたアフリカンファブリックのリボンが留め金に付いた、エレガントなデザインとなっている。

ルネは、1987年にアラン・ミクリ自身の“鼻のパロディ”としてつくられたアイコン的モデルのニューバージョン。ブランドの精神が凝縮された、型破りな一本に仕上がっている。1980年代に発表され、アイコニックなロックスターたちがかけたことで人気となったモデルの復刻版がビー。顔の形に沿ったシェイプ、アセレートテンプル、そして非常に個性的なレンズの色は、ほかに類を見ないデザイン。3色が揃う。