3人の日本人アーティストの作品を用いた、TOMSのシューズを発売｜ISETAN MEN’S
ISETAN MEN’S｜イセタンメンズ
3人の日本人アーティストが手描きのペイントをほどこしたスペシャルアイテム
TOMSの“One for One”の精神に共感して生まれたシューズが発売
「一足の靴が購入されるたびに、靴を必要とする世界中の子どもたちに一足のあたらしい靴を贈る」＝ “One for One（ワン フォー ワン）” を約束して、2006年に活動をスタートした「TOMS（トムス）」。その考えに共感した豊田弘治氏（パームグラフィックス）、NAOMI KAZAMA氏、Dragon76氏の3人がトムス シューズにペインティングを施した数量限定の靴を、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階＝紳士靴売場で5月11日（月）から19日（火）まで開催されるポップアップショップで販売する。
Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto （OPENERS）
靴を必要としている子どもたちに新しい一足を
2006年、アメリカ人のブレイク・マイコスキー（Blake Mycoskey）が、アルゼンチンのある村で出会った子どもたちが自分の足を守るための靴を買えないという現実を知り、裸足で生活する子どもたちを救いたいという思いから誕生した「トムス」。
ブレイクは翌年、トムス シューズを購入してくれたひとによってもたらされた1万足の靴を持って、家族、友人、従業員らとともに再びアルゼンチンへ戻ったという。
アートを通じて“Enjoy＆Surf”のメッセージを放つ
豊田弘治（とよだ・ひろし）氏は、1962年大阪生まれ。パームグラフィックスを主宰。
1997年、カルフォルニア・ハンティントンビーチにあるインターナショナルサーフィンミュージアムで初のエキシビションをおこなう。以降、アートユニット “パームグラフィックス” として、サーフィンからインスパイアされた気持ちやメッセージを作品やプロダクトに落とし込んでいる。ビームスなどさまざまなブランドとのコラボレーションも手がける。作品集に『JOY IN LOVE』『100 T-SHIRT BOOK』（Bueno! Books）がある。
トムス シューズ各1万9440円
簡素で抽象的、“stop making things”な作品を生み出す
NAOMI KAZAMA（カザマナオミ）氏は、鎌倉生まれのアーティスト。93年にカリフォルニア州サンディエゴに渡米。ストリートアートの先駆者、シェパード・フェアリーに出会いシルクスクリーンを学ぶ。98年に帰国後、ポスターを街に貼るなど、実験的な活動をはじめ、2001年、東京・中目黒にストリートギャラリー「大図実験」を展開。
インクを無地のスクリーンに載せてプリントするという “ヨセマイト プリント（YosemiteとDynamiteの掛け合わせ造語）” で、シンプルかつダイナミック、アブストラクト、ダイレクトな表現をおこなう。カザマ氏のつくりだすアートは、色構成と有機的なグラフィックの合成による抽象的な表現が特徴。
トムス シューズ各1万9440円
国境、人種、社会的立場を超えたボーダーレスな活動で注目
Dragon76は、1976年滋賀県生まれのアーティスト。マイノリティ文化や音楽から受けた影響とストリートアートを基本に、情熱的で生命力溢れるタッチで、作品制作やライブペインティング、CDジャケットなど音楽関係のビジュアルの制作を手がけ国内外から高い評価を得る。
とくに即興で繰り広げられるダイナミックなライブペインティングは、国内の音楽フェスやクラブをはじめ、今までにニューヨーク、ロンドン、リバプール、バーミンガム、ケニア、ヨルダン、ジャマイカなどでパフォーマンスをおこなう。近年では2011年に英国のプレミアリーグのリバプールへの作品提供や、南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラの娘、ジンジ・マンデラのプライベートイベントに公式招待されショーをおこなうなど、国境、人種、社会的立場を超えたボーダーレスな活動を展開。
トムス シューズ各1万9440円
“ワン フォー ワン”のメッセージを履きこなそう
トムス シューズの多くは、サスティナブルな考え方によりキャンバス素材を使用。シューズボックスも、MICRO-PAK社のリサイクルペーパーからできたボックスに、大豆から作られるソイインクでプリントをほどこすなど、購入者の手に届くまで徹底したこだわりが感じられる。
伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1
Tel. 03-3352-1111（大代表）
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