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2020年4月15日
ルイ・ヴィトンが医療用防護マスクの製造をアトリエで開始|LOUIS VUITTON
LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトン
ルイ・ヴィトンの熟練した技術を持つアトリエの職人が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ医療用防護マスクを製造開始
ルイ・ヴィトンは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防ぐため、医療用防護マスクの生産を2020年4月8日(水)より、一部のアトリエで開始した。
Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi
治療の最前線で闘う医療従事者を守るマスクを、地域の医療施設に無料配布
ルイ・ヴィトンが、マルサとサンドナ(ドローム県)、サン・プルサン(アリエ県)、デュセ(マンシュ県)、サント・フロランス(ヴァンデ県)にあるアトリエを医療用防護マスク製造に転用し、生産を開始した。フランス政府より、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための医療用防護マスク生産拡大の要請を受け、ルイ・ヴィトンの熟練した技術を持つアトリエの職人300人が作業にあたる。
ルイ・ヴィトン代表取締役会長兼CEOを務めるマイケル・バーク氏は、サント・フロランスのアトリエを視察し、生産開始を正式に決定した。同アトリエでは、先行して自主的に参加した22人の職人を配置し、治療の最前線で闘う医療従事者を守るため、マスク製造を開始している。
この医療用防護マスクは、様々な管理機関の承認を受け、地域の織物産業とのネットワークでマスクの原材料を供給しているMode Grand Ouestとの提携により生産されている。サント・フロランスのアトリエを訪れたマイケル・バーク氏は、ボランティアの多大な貢献に感謝の意を表して「フランスを代表するブランドであるルイ・ヴィトンは、マスク製造を行ない、医療の最前線で闘う人々を守ることに全力を注ぎたいと考えています。生産されたマスクは、地域の医療施設に無料で配布します。織物産業の地域セクターとの素晴らしい共同作業により実を結んだものです」と述べた。
新しく生産されたマスクを受け取ったサント・フロランスにあるマルパ介護施設所長のコレイラ氏と、エサール・アン・ボカージュにあるサン・ヴァンサン・ドゥ・ポールのケアホーム所長ガボリオ氏は、訪れたアトリエにてマイケル・バーク氏とボランティアの職人に挨拶を行なった。
問い合わせ先
ルイ・ヴィトンクライアントサービス
Tel.0120-00-1854
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