音と光の“機能美”を兼ね備えたイノベーティブなアイテム

照明器具に取り付けられた電球を、LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」に交換するだけで、照明器具がまったくあたらしい役割をもち、リビングや寝室の天井照明に取り付ければ、音楽が降りそそぐ、これまでにない生活空間を手に入れることができる。さまざまなエレクトロニクス製品に、スピーカー機能が搭載されているが、“電球”というスタイルは、もっともイノベーティブなもののひとつだろう。

デザインに目を向けると、白を基調としたシンプルな形状は、スピーカーの存在を意識させることなく暮らしのなかのインテリアに馴染む、ライティングアイテムとしての“機能美”を備える。いっぽうでスピーカーの存在を意識すると、本体先端部にスピーカーを配置することで、音の広がりを遮らないデザインは、スピーカーとしての“機能美”を感じさせる。この音と光の“機能美”を一体化したデザインは、ソニーの革新的な技術が実現したものだ。

革新的なソニーの独自技術が満載

LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」の小さなボディには、ソニーが開発を進めてきた独自技術がつまっている。そのひとつが「高密度立体基板配置」だ。この技術により、本体サイズ約61×116mm、重さは約205gという一般的な電球とほとんどおなじサイズを実現。やはり電球とおなじく、E26口金の照明器具に接続する。さらに市販のアダプターを使えば、E17口金の照明器具でも使うことができ、電球を利用する照明機器がある場所ならどこにでも設置できる。

また、本体の先端部分にはスピーカーが配置されているが、光源としてはまったくそれを感じさせない優れた構造をもつ。こちらもソニーが独自に開発した「光学レンズグローブ」テクノロジーにより、光の屈折角を調整して、前面部に配置したスピーカーの影を抑えて、存分に空間を照らす。

電球らしい小さなボディには、直径40mmのダイナミックスピーカーが搭載されている。40mmのスピーカーは先端に配されることで、前面に音の遮蔽物がないため、クリアな音質をダイレクトに楽しむことができる。また、音源の供給は、音声ファイルをワイヤレスで受信できるBluetooth接続で対応。面倒な配線を必要とせず、スマートフォン、タブレット、ポータブル音楽プレーヤーなどのBluetooth対応デバイスから音声をワイヤレスに飛ばして再生する。

操作性にも優れており、音と光のコントロールは、スマートフォンを使えば簡単。Android、iOS対応の専用アプリ「SongPal」を通して、スマートデバイスからボリューム調節や調光など、光と音をシームレスにコントロールできる。「SongPal」を使って、照明器具のタイプ別にプリセットされたイコライザーを設定することもでき、装着した器具に応じて最適な音質に調節する。

従来の光源になかった音楽再生というあらたな価値、スピーカーにはなかったフレキシブルな設置性が、生活空間にあらたなうるおいをもたらす。

LED電球スピーカー「LSPX-100E26J」
価格｜オープン（実勢価格：2万5790円前後）
サイズ｜約Φ61×D116mm
対応口金｜E26
全光束（明るさ）｜360lm
光源色｜電球色
配光タイプ｜広配光
最大出力｜2W
※消費電力は約9.0 W（LED：7W ＋ スピーカー：2W）
付属品｜リモコン、リモコン用リチウム電池（試供品）