SOUVENIR FROM TOKYO|国立新美術館内SFT GALLERYで「共栄design展」開催
SOUVENIR FROM TOKYO|スーベニアフロムトーキョー
新作や国内未発表作をふくむ作品のほか、「共栄design」の製品を展示
SFT GALLERYで「共栄design展」開催
アート、音楽、そしてデザインの境界を軽やかに横断しながら、オリジナリティあふれる作品を生み出すデザイナー、岡本光市氏。1月23日(水)から3月25日(月)まで、国立新美術館 B1F スーベニアフロムトーキョー内 SFT GALLERYにて、「共栄design展」が開催される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
アートと音楽が融合した独自の世界に注目
岡本光市氏のユニークな創造性は、自らが主宰する「共栄design」の製品としてつぎつぎと具現化され、その独創的かつ先進的なデザインは、国内外で高い評価を得ている。現在その製品は、世界30カ国以上のデザインブランドやショップで扱われ、一部は美術館のコレクションにも選ばれている。
今回開催される「共栄design展」では、共栄designの製品をはじめ、ロンドンで発表されたばかりの、国内未発表作品も展示。アートと音楽が融合した独自の世界のひろがりを感じることができる。
岡本光市|OKAMOTO Kouichi
共栄design主宰。1970年静岡県生まれ。1997年よりオランダのテクノレーベル「X-Trax」から音源をリリース。2006年「共栄design」を設立。静岡県立美術館にて個展「two days and four products」を開催する。2010年イスラエルのデザイン・ミュージアム・ホロンの開館展「state of things」に作品が出品される。
また、同年、《glass tank》がサンフランシスコ近代美術館のコレクションに所蔵される。さらにこの年ブラジルで開催された芸術祭「NOVA」の「100人のアーティスト」に選ばれ、翌2011年も2年連続で選出された。2012年には、東京のポーラミュージアム アネックスで個展「switch‐岡本光市 遊びのデザイン-」を開催。また、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館にて、《musical table》と《lighting chair》を展示し、ライブパフォーマンスをおこなうなど、国際的に活躍の場を広げている。
http://www.kyouei-ltd.co.jp/