DB9 GTをベースに世界限定150台

世界でもっとも有名なスパイ、ジェームズ・ボンドの相棒として、半世紀以上にわたり共演し続けたアストンマーティンから、世界限定150台のリミテッドエディションが発売された。

その名も「アストンマーティンDB9 GTボンド・エディション」。これは12月4日から日本でも公開される映画007の最新作、『スペクター』の公開を記念して制作されたもので、「DB9」のホットバージョンである「DB9 GT」をベースに開発されたモデルだ。

アストンマーティンが最良・最強のDB9を目指しデザインしたと謳うDB9 GTに、この限定モデルでは、各種専用トリムをはじめ、さまざまな装備やアクセサリーをさらに追加。リミテッドエディションならではのエクスクルーシブ性を追求し、50有余年に及ぶアストンマーティンとスパイ映画のコラボレーションを記念するモデルに仕上げたという。

ボディカラーは、専用のスペクターシルバーでペイント。フロントとリアには純銀製のアストンマーティン バッジと、“007 Bond Edition”と記されたエンブレムを備え、インテリアにも、ジェームズ・ボンドへのオマージュが散りばめられている。

例えば、シリアルナンバー入りシルプラークには007のロゴを刻印したほか、ヘッドレストにはガンバレル（砲身）を刺繍。またインフォテインメントシステムのスタートアップ画面には、ボンド・エディション専用のウインドウを用意した。

さらに、このDB9 GTボンド・エディションには、専用のアクセサリーも準備。エンボスレザーによるラゲージタグ付きのグローブトロッター製21インチ トロリーケースのほか、オメガ「シーマスター アクア テラ 150m ジェームズ・ボンド エディション ウォッチ」が付属する。

この限定モデルは、本日から全世界でオーダーを受け付け開始。価格は165,000ポンドだ。ちなみに最新作『スペクター』の劇中に登場するアストンマーティンは、ジェームズ・ボンド専用車として特別に制作された「DB10」。こちらは市販されることのないモデルなので、その勇姿は劇場でどうぞ。