現行ジュリエッタ最後の限定車が登場｜Alfa Romeo

Alfa Romeo Giulietta Veloce Speciale｜アルファロメオジュリエッタヴェローチェ・スペチアーレ

Text by YANAKA Tomomi

2010年から長きにわたり愛されてきた現行ジュリエッタが今年限りの生産となり、イタリア語で“特別”を意味する最後の限定車「ヴェローチェ・スペチアーレ」が発表された。

ボディカラーには昨年ジュリアに新色として導入されたばかりのアノダイズドブルーメタリック、エトナブラックメタリック、ルナホワイトメタリックの3色を設定。さらに、アルファロメオを象徴する盾形グリルのフレームやミラーハウジング、サイドスカートはカーボン仕上げが施され、スポーティな雰囲気が強められた。

また、フロントアンダーグリルやリアディフューザー、ブレーキキャリパーにはイエローのアクセントカラーがあしらわれ、全体のバランスを取りながら、造形を強調したスタイルが演出されている。

ブラックを基調としたインテリアには、スポーツレザーステアリングホイールやシフトレバーブーツ、フロアマットにイエローのステッチを施すことで、エクステリアとのコーディネートを図るとともに、クラフツマンシップが表現された。

パワーユニットは最高出力240ps、最大トルク340Nmを発生する1.7リッターターボエンジンを搭載。6段ツインクラッチトランスミッションを介して前輪を駆動する。

販売台数はブルーが20台、ブラックが20台、ホワイトが25台の計65台限定。価格は439万円となる。

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